出版社内容情報
まちに開かれた宿を営むことは、最高のローカルビジネスだ!品川で4軒の宿を営み全国で開業を支援する経営者と、200軒の宿を取材した編集者が語る、宿泊業でまちを面白くするノウハウ。多様な人が行き交い、まちの魅力を発信する場の作り方、それを起点にした変化のプロセスとインパクトを解説。日本のゲストハウス史も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のるくん
5
コロナ禍の帰国困難者やウクライナからの避難者への無料宿泊提供など社会貢献活動でも注目された著者、宿場JAPAN 渡邊氏の講演会で紹介されていたので読んでみた。 まちに溶け込んだ建物を活かし、まちの文化も歴史も引き継ぎ、何よりもコミュニティを尊重し、新たな息づかいも芽生える、これからの時代を予感させる取り組み。開業支援で業界を盛り上げ、宿泊者も貸主も事業主もまちも「四方ヨシ」。ビジネスモデルやエコシステムと言うと薄っぺらに見える。人と人、人とまちをつなぐ『宿場』は時代とともに形を変えても無くならないだろう。2022/05/18
どん
3
ADDress初宿泊の家でこの本を教えてもらった。昔よく使ってたユースホステルと近しい部分もありぃの、まあ使うところ、家守さん、一緒に泊まった人などで色んな違いが出てくるんだろうけど… 旅行を楽しむために、ゲストハウスもホテルも上手く付き合って使いたいものだ。2024/04/20
お抹茶
2
ゲストハウス作りのノウハウを惜しみなく披露する。地域との繋がりがゲストハウスの付加価値を高めるのにいかに大事かを力説する。苦労話や大変な点も隠さず紹介してあり,ただのハウツー本ではない。再訪したくなる宿の条件は,一元化されたサービス,ローカルの日常に触れる体験,血の通ったコミュニケーション,地域の人々の価値観を理解する姿勢。宿泊業は日々のオペレーションに休みがなく作業量も多いが,地域の価値を高める交流を生めるのが醍醐味。ゲストハウス経営に興味のある人はもちろん,観光に興味がある人にもよい。2023/03/22
znfrsti
2
そりゃいろんなゲストハウスに置いてあるわけだ、となった、よかった2023/02/18
ジョルジオ鈴木
1
★★★ ゲストハウス界の聖書! 最初に良い本に出会えた!2024/09/14