内容説明
本書は、建築系の人がまちづくりに取り組もうとするとき、まず知っておくべき基礎的な内容をまとめた入門書。まちづくりという切り口で都市計画や現代の社会状況をまとめ、実務で必要な不動産とファシリテーションのノウハウを伝えながら、それらの実践例も紹介する。「建築系まちづくりファシリテーター」の役割がわかるマンガも掲載。
目次
序章 建築からまちへ(建築+αの知識がまちを変える)
1章 都市の課題と共に変わる建築系の役割(都市計画の変遷と参加型まちづくりの発展;まちづくり現場における建築士の多様な役割 ほか)
2章 本音を引き出すコミュニケーション・ファシリテーション術(市民と協働するための「手助け」の態度(Attitude)
共通目標を実現するためのワークショップの進め方 ほか)
3章 まちづくりにかかせない不動産・経営的視点(エリアマネジメントにつながる建築と不動産の基礎知識;“負動産”の新陳代謝を促す空き家マッチング術)
4章 建築系によるまちづくりの実践(建築ストックを利用して地域らしさを引き出す;市民と協働して持続可能なまちをつくる)
漫画「まちファシ物語」