内容説明
地域の足が危機に瀕する地方こそ、ICTの力で多様な公共交通による移動を最適化するMaaSは有効であり、ニーズや期待が一層高まっている。政策ツールとしてMaaSを活かすことで脱マイカー依存やコンパクトシティを実現し、持続可能な地域を目指す各地の取り組みをレポート。
目次
第1章 都市から地方に広がり始めたMaaS
第2章 マイカー王国からの脱却目指す―前橋市
第3章 コンパクトシティとMaaSの関係―富山市
第4章 市民も自主的に参加する交通改革―山口市
第5章 高蔵寺はニューモビリティタウンへ―春日井市
第6章 定住推進から生まれた交通改革―中津川市
第7章 UberやVISAも参入する先進地域―京丹後市
第8章 地元企業が取り組んだ地方型MaaS―東御市
第9章 産官学連携で目指すウエルネス・シティ―小諸市
第10章 地方型MaaSに求められること
著者等紹介
森口将之[モリグチマサユキ]
1962年東京生まれ。早稲田大学卒業後、出版社編集部を経て1993年にフリーランスジャーナリストとして独立。国内外の交通事情・都市事情を取材し、雑誌・テレビ、ラジオ・インターネット・講演などで発表。2011年には株式会社モビリシティを設立し、モビリティやまちづくりの問題解決のためのリサーチ、コンサルティングを担当する。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、グッドデザイン賞審査委員。著書に『MaaS入門 まちづくりのためのスマートモビリティ戦略』(学芸出版社、2019年、第45回交通図書賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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