内容説明
だれでもできる!どこでも使える!絵心ゼロでOK!話し合いの可視化術。“事業・組織づくり”“まちづくり・行政改革”“ソーシャル”“教育・研究”“対人支援・福祉ケア”超実践的入門書!
目次
1章 グラレコことはじめ(グラレコって何?可視化って何?;みんなでつくる場の始めかた;先駆者の実践に学ぶ;可視化のパターンとバリエーション)
2章 ひと・ことを創発する「場づくり×可視化」の現場(組織づくり;事業開発;キャリア対話;まちづくり;行政改革;ソーシャル;教育・研究;支援・ケア)
3章 描くことで「場をつくる」ために(現場に学ぶ場づくりのヒント;生成的な場で描く未来のビジョン)
著者等紹介
有廣悠乃[アリヒロユノ]
ファシリテーター。2016年立命館大学産業社会学部卒業。2018年神戸大学大学院国際協力研究科博士課程前期課程修了。在学中より教育系NPO法人、まちづくり関係の株式会社に参画。ワークショップデザインなどの観点で事業の企画・運営に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mura_海竜
96
グラレコ(グラフィック・レコーディング)の実践版。ビジュアルにまとめられている。グラレコは時に会議やワークショップのファシリテーターを兼任する。視覚化により同意形成しやすいなどメリットがたくさん。プロによる実例があり、反省点まで述べられている。この分野、もう少し読んでみる。図書館本。2024/02/25
Nekotch
1
様々乱発されているグラレコ本の中ではかなりボリューミー(かつ高価)。先人たちの創発の例とそれぞれの思いを見る。よくある「グラレコには決まりが無い、自由に」と言いながらも「〇・△・四角で人を描く」みたいなところにいつのまにか縛られて面白さを失ってしまうジレンマをマニュアル本には感じるのだが、本書は描き方ではなく、実際の活用例から「こういうのもありなんだな」と腑に落ちやすいつくりになっていると思う。2021/08/29