内容説明
鉄筋コンクリート構造の基本的な内容について、約200点の図表でまとめた入門教科書。鉄筋コンクリート造が成り立つわけ、鉄筋コンクリート部材の構造性能、断面算定の基本について理解することを目標に、「なぜそうなるのか」「どのようにして算定するのか」を解説する。建築を目指す学生にとって必要な基本的知識を網羅。
目次
1章 鉄筋コンクリート構造とは
2章 コンクリートと鉄筋の性質
3章 曲げを受ける部材
4章 軸力と曲げを受ける部材
5章 せん断を受ける部材
6章 柱梁接合部
7章 付着・定着
8章 耐震壁
9章 スラブ・基礎
10章 鉄筋コンクリート構造の要求性能と設計手順
11章 鉄筋コンクリート構造の施工管理
著者等紹介
島〓和司[シマザキカズシ]
1977年東京工業大学工学部建築学科卒業、1979年東京工業大学大学院社会開発工学専攻修士課程修了、1995年東京工業大学大学院社会開発工学専攻博士課程修了。(株)間組技術研究所、建設省建築研究所部外研究員、米国イリノイ大学客員研究員等を経て、神奈川大学工学部建築学科教授
坂田弘安[サカタヒロヤス]
1983年東京工業大学工学部建築学科卒業、1988年東京工業大学大学院建築学専攻博士課程単位取得満期退学。1988年東京工業大学助手、1990年工学博士(東京工業大学)、1992年愛知産業大学助教授、1997年東京工業大学助教授を経て、2012年より東京工業大学教授。主な受賞歴に1992年日本建築学会奨励賞、2015年日本建築学会賞(論文)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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