内容説明
都市を構成する「色」をどう選び、設計するか。色彩計画の考え方から手法・プロセス、著名建築の測色まで、色彩計画家の経験を100の柔らかな文章と写真に凝縮した、色の見方・選び方が変わるヒント集。「色は難しい」と感じ、何となく・無難に色を決めがちな建築・土木設計者、景観まちづくりに関わる行政関係者必携!
目次
1 色を知り/色を考えるための50のヒント(環境色彩デザインの考え方;配色がもたらす効果;自然界の色彩構造;まちと色の方法論(のようなもの))
2 色彩を使いこなすための基礎知識と目安(基本となる色の構造;目安となる建築・土木の色とその値;目安となる素材の色とその値)
3 色彩計画の実践に向けて(色彩計画の考え方;色彩計画のプロセス)
著者等紹介
加藤幸枝[カトウユキエ]
1968年生まれ。色彩計画家、カラープランニングコーポレーションクリマ取締役。武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業後、日本における環境色彩計画の第一人者、吉田愼悟氏に師事。トータルな色彩調和の取れた空間・環境づくりを目標に、建築の内外装をはじめ、ランドスケープ・土木・照明デサインをつなぐ環境色彩デザインを専門としている。色彩の現象性の探求や造形・空間と色彩との関係性の構築を専門とし、色彩計画の実務と並行し、色彩を用いた演習やワークショップ等の企画・運営、各種団体の要請に応じたレクチャー・講演会等も行っている。近年は景観法の策定にあわせ、全国各地で策定された景観計画(色彩基準)の運用を円滑に行うための活動(景観アドバイザー、景観審議会委員等)にも従事している。2011年より山梨県景観アドバイザー、2014年より東京都景観審議会委員および同専門部会委員、2017年より東京都屋外広告物審議会委員等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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