リノベーションまちづくり―不動産事業でまちを再生する方法

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リノベーションまちづくり―不動産事業でまちを再生する方法

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  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784761525750
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0063

出版社内容情報

従来の補助金頼みの活性化ではない、経営の視点からのエリア再生の全貌を、リノベーション界の第一人者が初めて明らかに。

空室が多く家賃の下がった衰退市街地の不動産を最小限の投資で蘇らせ、意欲ある事業者を集めてまちを再生する「現代版家守」(公民連携による自立型まちづくり会社)による取組が各地で始まっている。この動きをリードする著者が、従来の補助金頼みの活性化ではない、経営の視点からのエリア再生の全貌を初めて明らかにする。

はじめに

第1章 リノベーションまちづくりとは何か


01 リノベーションまちづくりは、何のために、何を使って、何をするのか
02 まちづくりのプレーヤーは誰か
03 民間主導型・小さいリノベーションのプロセス
04 公民連携のプロセス
05 リノベーションまちづくりの5ヶ年計画
06 まちを変えるプロジェクト
column 01 結果よりもプロセスに着目する

第2章 フィールドワークに基づくエリアマーケティング


01 まちに出て観察する
02 リノベーションまちづくりの可能性を見極める
03 考現学の手法を応用する
04 スモールエリアを定量的に把握する
05 スモールエリアと周辺のまちを定性的に把握する
06 エリアマーケティングとは
07 ストーリーを編集する 仮説・読解からエリアプロデュースへの展開
column 02 考現学をまちづくりに応用する

第3章 まち再生のマネジメント 自立型まちづくりの進め方


01 現代版家守とは何か
02 リノベーションまちづくりの具体的な手順
03 プロジェクトを実行する 事業計画・実施・検証・実行のPDCA
column 03 まちづくり会社マネジメントのための三種の神器

第4章 公民連携型・小規模なリノベーション


CASE01 北九州市小倉家守プロジェクト リノベーションまちづくりの典型
CASE02 千代田SOHOまちづくり 現代版家守事業の始まり
CASE03 神田RENプロジェクトとCentral East Tokyo
CASE04 家守塾
column 04 HEAD研究会

第5章 公民連携型・大規模なリノベーション


CASE01 歌舞伎町喜兵衛プロジェクトと吉本興業東京本部の廃校活用
CASE02 3331アーツ千代田 廃校を活用した民間自立型アートセンター
CASE03 岩手県紫波町オガールプロジェクト 公民連携で新しいまちの中心をつくる
column 05 エリアイノベーターズブートキャンプと公民連携事業機構

第6章 公民連携型の都市経営へ


01 公だ民だと言っているヒマはない
02 0を1にする/小さく生んで大きく育てる
03 公民の不動産オーナーが連携すれば都市は変わる
04 都市再生に補助金は要らない
05 民間主導のまちづくりは何が違うのか
06 行政の役割は何か
07 民間の役割は何か
08 リノベーションまちづくりで都市・地域経営課題を解決する
09 都市政策と5ヶ年計画の重要性
10 老朽化した公共施設をどうするか
column 06 稼ぐインフラ

おわりに ──家守事業はどこでもできる

【著者紹介】
清水義次(しみず よしつぐ)/建築・都市・地域再生プロデューサー/株式会社アフタヌーンソサエティ代表取締役/東洋大学経済学部大学院公民連携専攻客員教授/アーツ千代田3331代表。1949年山梨県生まれ。東京大学工学部都市工学科、教養学部教養学科アメリカ科中退。マーケティング・コンサルタント会社を経て、1992年株式会社アフタヌーンソサエティ設立。建築のプロデュース、プロジェクトマネジメント、都市・地域再生プロデュース、家守事業プロデュースを行っている。共著に『実践コミュニティビジネス』(細野助博監修、中央大学出版部、2003年)。

内容説明

空き室が多く家賃の下がった衰退市街地の不動産を最小限の投資で蘇らせ、創意溢れる事業者を集めてまちを再生する「現代版家守」(公民連携による自立型まちづくり会社)による取り組みが各地で始まっている。この動きをリードする著者が、従来の補助金頼みの活性化ではない、経営の視点からのエリア再生の全貌を初めて明らかにする。

目次

第1章 リノベーションまちづくりとは何か
第2章 フィールドワークに基づくエリアマーケティング
第3章 まち再生のマネジメント―自立型まちづくりの進め方
第4章 公民連携型・小規模なリノベーション
第5章 公民連携型・大規模なリノベーション
第6章 公民連携型の都市経営へ

著者等紹介

清水義次[シミズヨシツグ]
都市再生プロデューサー。神田・裏日本橋、新宿歌舞伎町、北九州市小倉などで現代版家守業の実践に挑む。岩手県紫波町では、まちの中心をつくるオガールプロジェクトに携わっている。株式会社アフタヌーンソサエティ代表取締役、公民連携事業機構代表理事、3331 Arts Chiyoda代表、東洋大学経済学部大学院公民連携専攻客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょんまげ

3
著者は、都市の中での現代人の行動習性の観察に長け、まちの変化に敏感な方です。 その観察方法を真似ようと思った。社会の変化が大好きな自分にはぴったり。 ・普段通らない道を通る ・新しい店にはとりあえず入る ・どんなお客さんがいるかを観察する ・店主と話をする 特別なことはないんだけど、同時に「今まちはどう変わってるんだろう?」って考えること。 これをいつも忘れがち。 手始めに近所のスーパーで人間観察してきました。小さな発見があってうれしい。 (あ、本の内容は別の人のレビュー読んでね。笑)2016/12/20

かめやす

2
会社から渡されて、読了。今までの官製まちづくりとこれからの民間まちづくりの違い、何が必要でどのように進めていくべきなのか。ヒントをもらった。問題はチームをどうやって作っていくか。ムフフッ。2016/12/01

天了斎

1
民間が主体的・中心的に取り組まないといけない時代になっているというのはその通り。行政主体の中心市街地活性化は限界であり、事業化することを基本とした取組が必要だという指摘は妥当。 ただ、本自体は抽象的な表現を繰り返し、要領を得ない印象。事例紹介も浅く、余り役に立たない。立ち読みで充分か。2018/04/30

うちだ

1
補助金目当てではなく、民間企業が自らの稼ぎのみで経営していくことが長期的に持続していくためには必要だということが良くわかった。まずは街を歩いてみよう、というのがまちづくりの第一歩2017/10/29

yyrn

1
都会の裏通りの中古マンション群の再生や衰退が見られる地方都市での空地や空き家を活用した様々な町づくり再生事業を紹介しているが、その成功のキーを著者は個の再生ではなく、歩いていける程度のコンパクトなエリア全体の魅力を高めることだと言っている。安易に補助金に頼らず、不動産所有者がリスクを取って周辺を巻き込んで地域の良さを取り入れたプランを練り上げることが大切だとも言っているが、それができれば誰も苦労はしない。誰もリスクを取りたくないから地方は衰退していくのだ。「土地持ちで意欲ある人」って、ウチの町にいるの?2015/04/21

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