出版社内容情報
自分たちの手の届くところからまちの再生に取組もう。個人も企業も自治体も、効率化、規格化、外部依存と対極のDIY精神に立ち戻る
まちづくりには課題が山積し、時には疲れてしまうこともある。だが思い起こそう。自分たちの手の届くところから再生に取組みたかったのではないか。ならば愉しく、美しく、工夫を重ね、街のお金を回し、持続するものになれば、それこそが成果だ。個人も企業も自治体も、効率化、規格化、外部依存と対極のDIY精神に立ち戻ろう。
I 愉しく元気にDIY
01 雑談からはじまった手づくりの特産品づくり―京北・りつまめ納豆プロジェクト
02 楽しみながら仕立てた星空ナイトツアー―スタービレッジ阿智誘客推進協議議会
03 まちづくりはバラで楽しく美しく―伊那市通り町商店街
04 音楽のチカラでまちを変える―宝塚音楽回廊
II 美しく美味しくDIY
05 観光と商店街を結ぶ名物料理をつくる―須賀川商工会議所
06 農家の庭に学んだコミュニティガーデン―六甲アイランドCITY自治会
07 旅館に泊まりまちの美味しさを楽しむ仕掛けづくり―七尾市和倉温泉地区
III 工夫を重ねてDIY
08 電動自転車でかしこくまちづくり―丹波篠山えこりんプロジェクト
09 思いこみを解消し自発的なバス利用促進を実現―京都市右京区南太秦学区
10 官民連携による手づくりのバス利用促進プロジェクト―明石市市役所
IV ビジネスからもDIY
11 放置自転車が消えていくビジネスモデル―株式会社アーキエムズ
12 国道にホテルが自前でプロムナードを建設―ホテルニューアカオ
13 商工会だからできた地方駅のデジタルサイネージ―栗東市商工会
14 超高層ビルの足元で里山の自然を再生―セキスイハウスと新梅田シティ
V 未来に向けてDIY
15 ICTの活用で村全域をまるごと博物館に―明日香村
16 農村の暮らしから「思い」を伝える村―農業生産法人 株式会社信州せいしゅん村
17 都市ブランド創造に取り組むネットワーク組織―NPO法人いたみタウンセンター
18 わかりやすい政策目標と見える化でまちを引っ張る―富山市
【著者紹介】
京都大学大学院工学研究科・医学研究科安寧の都市ユニット特定教授(副ユニット長)。博士(工学)。
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壱萬弐仟縁
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