内容説明
強制的な移転や放置には反対だが、すべてを維持するのは非現実的。生活と共同体、国土の保全を見据えた、選択的な撤退とは。過疎集落の現実を直視した、「もうひとつの提案」。
目次
第1章 過疎集落の現状
第2章 予想される国の将来
第3章 すべてを守りきることができるか
第4章 積極的な撤退と集落移転
第5章 積極的な撤退のラフスケッチ―生活編
第6章 積極的な撤退のラフスケッチ―土地編
第7章 積極的な撤退と地域の持続性
著者等紹介
林直樹[ハヤシナオキ]
横浜国立大学大学院環境情報研究院・産学連携研究員。1972年生まれ。京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了。博士(農学)。総合地球環境学研究所・プロジェクト研究員などを経て、現在に至る
齋藤晋[サイトウススム]
大谷大学文学部・非常勤講師。1973年生まれ。京都大学大学院農学研究科地域環境科学専攻博士後期課程単位取得退学。総合地球環境学研究所・研究推進支援員などを経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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