出版社内容情報
国・自治体の力強いリーダーシップと専門家、企業、市民の熱心な活動が持続可能な社会を作った小さな環境先進国スイスを紹介する。
内容説明
豊かな自然を育む文化、行政の強いリーダーシップ、成熟した市民社会が生む―持続可能なエネルギー利用、快適で美しいエコ建築、クリーンで便利な交通。
目次
１ 持続可能なエネルギー利用（国のエネルギー政策；州のエネルギー政策；自治体のエネルギー政策 ほか）
２ 快適で美しく経済的なエコ建築（エコ建築が育まれる土壌；省エネ建築を普及させる；健康と環境を守る建物づくり ほか）
３ クリーンで便利な交通（自動車交通のエネルギー消費量；公共交通とカーシェアリング；歩行者と自転車に優しい交通 ほか）
著者等紹介
滝川薫［タキガワカオリ］
環境ジャーナリスト、植栽設計士。１９７５年千葉県生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。９９年よりスイスへ移住し、スイスのサステイナブル・デザインをテーマとして雑誌等への寄稿、調査、講演、視察コーディネートなどを行う。２００６年オーシュベルグ造園カレッジ植栽デザインコース修了（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Kentaro
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ダイジェスト版からの要約 スイスでは建設法規により、新築や総合改修を行う建物に、「室内を20℃に保つために１m2当たり１年間に必要な暖房熱量と生活給湯熱量（kWh/m2年）」を合わせた数値で、これを満たす断熱設計でないと、州から建設許可が下りない。又、民間の省エネルギー建築認証基準「ミネルギー」は熱エネルギー消費量が2007年の法規仕様比で－50％の建物を任意で認証する。九州ほどの大きさのスイスで、これまでに1.1万棟の建物がミネルギー認証を受け、その数は毎年20％の割合でサステナブルに成長している。2018/06/29
