内容説明
建物や敷地単位のデザイン規制だけでは、景観はよくならない。大事なのは地域を読み、周辺との関係を紡ぎ出すこと。変化を前提としたうえで、つなぐ計画、まとまりのデザイン、協議のしくみ、景観法の活かし方を説く。ふつうのまちの景観づくり。
目次
1章 景観と地域環境
2章 景観をとらえる環境のまとまり
3章 関係性をデザインする
4章 変化をつなぐ
5章 地域らしさのしくみ
6章 地域環境の価値を発信する
著者等紹介
小浦久子[コウラヒサコ]
大阪大学大学院工学研究科准教授、工学博士・技術士(都市および地方計画)。専門は、都市計画・環境デザイン。民間建設コンサルタント会社等において、大阪および関西の開発プロジェクトや都市計画に携わり、1992年より大阪大学工学部助手、1997年より現職。景観を都市空間の文化ととらえ、土地利用や都市計画の観点から調査研究を進めるとともに、自治体の景観への取り組み等を支援することにより景観・都市計画分野での実践的な取り組みを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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