地域からのエコツーリズム―観光・交流による持続可能な地域づくり

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  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784761524289
  • NDC分類 689
  • Cコード C0052

内容説明

エコツーリズムは何をもたらすか、どう取り組めばいいのか。地域主導のマネジメントにより、主体的な地域づくりに繋がる、自律的なエコツーリズムの実践とその戦略を提案する。

目次

第1章 エコツアーはおもしろい―釧路・霧多布~湿原ストーリー
第2章 エコツーリズムの誕生と広がり
第3章 地域によるエコツーリズムのマネジメント
第4章 自律的観光としてのエコツーリズムの推進
第5章 エコツーリズムと持続可能な地域づくり
第6章 補論・エコツアーのつくり方

著者等紹介

敷田麻実[シキダアサミ]
北海道大学観光学高等研究センター教授、博士(学術)。1960年、石川県加賀市出身。高知大学農学部卒業後、1983年より石川県水産課勤務。その間にオーストラリア・ジェイムスクック大学大学院留学、金沢大学大学院社会環境科学研究科博士課程修了。1998年に石川県庁を退職後、金沢工業大学工学部、同情報フロンティア学部を経て、2007年より現職。2005年より野生生物保護学会会長

森重昌之[モリシゲマサユキ]
北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院観光創造専攻博士後期課程。1972年、大阪府豊中市出身。金沢大学経済学部を経て、1998年に金沢大学大学院経済学研究科修士課程修了。その後、パシフィックコンサルタンツ株式会社、株式会社計画情報研究所に勤務。2007年に退職し、北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院観光創造専攻博士後期課程に第1期生として入学

高木晴光[タカギハルミツ]
特定非営利活動法人ねおす理事長。1954年、千葉県船橋市出身。北海道大学農学部卒業後、札幌オーバーシーズコンサルタント、丸増グループに勤務。1992年に社会教育総合研究所の関連事業として北海道自然体験学校NEOS設立。1997年に独立し、1999年に特定非営利活動法人ねおす理事長就任。2000年より黒松内ぶなの森自然学校代表

宮本英樹[ミヤモトヒデキ]
特定非営利活動法人ねおす専務理事。1969年、北海道置戸町出身。立正大学文学部卒業後、地方新聞記者を経て、1994年に北海道自然体験学校NEOSに参加。北海道内で地域発エコツアーを多数コーディネートする傍ら、登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山の立ち上げなどを行う。1999年に特定非営利活動法人ねおす理事に就任し、2003年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akihiro Nishio

18
どんな世界にも専門家がいるもので、本書はエコツーリズムを作るためのガイド本。自分もNPOのスタディツアーを引率したことがあり興味深く読めた。エコツーリズムが地域の経済だけでなく、地域コミュニティの再生にも貢献することが強調される。農山村に莫大なお金が落ちる必要はない。本書でも述べられているような、地域の人が無理なく関わることができる規模のビジネスが理想的である。その点でエコツーリズムは可能性が高い。自分がキャッチフレーズにしている言葉だか、まさにSmall is beautifulである。2017/12/20

Yuichi Masui

0
「エコツーリズムと地域」の視点からまとめられた本。観光というと外国人観光客を連れてきて経済的な恩恵を得ようとする話をイメージするかもしれませんが、観光客を受け入れる側の地域が地域の観光資源を磨いたり、受け入れるための人的なつながりを強化することを通じて地域づくりを行おうとする動きもある。この本は後者にあたります。また、単に成功した地域の事例を提示するのではなく、より一般性を持った「サーキットモデル」を提示している所が実際にエコツーリズムをやろうとしている人たちにとって非常に有益です。勉強になります♪2014/08/02

takao

0
ふむ2018/01/28

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