衰退を克服したアメリカ中小都市のまちづくり

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784761524180
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0052

内容説明

地方都市も元気になれる!デービス、チャールストン、バーリントン、ボルダー、チャタヌーガ、5つの都市に学ぶ。生活の質を優先する市民の意志により、明確な将来像を持って実践したヒューマンでコンパクトな都市デザイン。

目次

第1章 デービス(カリフォルニア州)―「ゆっくり」を志向する
第2章 チャールストン(サウスカロライナ州)―伝統的街並みと街のアイデンティティを守り、個性を磨く
第3章 バーリントン(ヴァーモント州)―公共空間という都市の共有財産を創造する
第4章 ボルダー(コロラド州)―グリーンベルトに囲まれたコンパクトな都市
第5章 チャタヌーガ(テネシー州)―市民主体の都市づくり
第6章 日本の中小都市への提言

著者等紹介

服部圭郎[ハットリケイロウ]
1963年東京都生まれ。1988年東京大学工学部卒業。1996年カリフォルニア大学バークレイ校環境デザイン学部大学院修士課程修了。専門は都市・地方計画、都市デザイン、フィールド・スタディ。現在、明治学院大学准教授。2003年都市シンクタンク「ハビタット・デザイン研究所」設立。人間の生息空間である都市環境を向上するための方法論を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Ishida Satoshi

0
読了。カリフォルニア州デービス、サウスカロライナ州チャールストン、コロラド州ボールダー、テネシー州チャタヌーガ、バーモント州バーリントンという5つの小さな地方都市が三浦展が言うようや「郊外型ファスト風土化」を選択せず、紆余曲折を経ながらも個性ある地域再生を果たした街を紹介。デービスには何度も足を運んだことがありますが、大都市でなくとも人口3万〜6万人くらいの中小都市でも、しっかりとした哲学を持っている街は元気で、住んでる人が誇りを持てる地域になれることを証明しています。米国といえばモータリゼーション、郊外

chokuyuu

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著者は明治学院大学准教授であり、2003年に都市シンクタンク「ハビタット・デザイン研究所」を設立し、都市環境向上のための方法論を研究している。 本書では5つの都市が紹介されているが、いずれも、街の歴史や環境に配慮していて、日本では見られない前衛的な方針が多い。 将来的な都市のあり方、方策を考える上で非常に参考になる一冊だと思う。2009/04/18

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