内容説明
国内外の個性的で、にぎわう夜景を紹介。大阪の取り組みからプロセスと実践手法を示す。
目次
1章 世界に見る光のまちづくり(パリ―七百年の歴史を誇る光の都市;リヨン―世界をリードする光の首都;トリノ―光とアートで魅せる芸術祭;プラハ―中世の街並みを活かすシンプルな夜間景観;シカゴ―都市計画における光のあり方と演出方法)
2章 日本に見る光のまちづくり(横浜―ミナトヨコハマ輝きの風景;神戸―鎮魂から始まったルミナリエ;京都―観光行政と一体となった花灯路;東京・丸の内―まちづくり組織が支えるライトアップ;門司―滞在型観光に誘う景観照明;津和野―市民参加型の街あかり)
3章 光のまちづくりの実践―大阪における都市再生への取り組み(構想―光のネックレス構想とその推進体制;イベント―中之島を彩る光のルネサンス;情報発信―一〇〇枚の光の絵はがきプロジェクト;社会実験―御堂筋の夜間景観を見直す;歴史的景観―ライトアップによる光の街並み;現代的景観―新しい技術を使った光の演出)
4章 光と都市を考える(光と賑わい―夜景の近代;光を通して都市の景観を考える;街の個性を光で表現するために)
著者等紹介
面出薫[メンデカオル]
1950年東京生まれ。東京芸術大学美術研究科修士課程修了。90年(株)ライティングプランナーズアソシエーツを設立。東京国際フォーラム、せんだいメディアテーク、六本木ヒルズ、中国中央電視台等の照明計画を担当。武蔵野美術大学教授、市民参加の照明文化研究会「照明探偵団」団長としても活躍中。国際照明デザイン賞ほか受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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