森が都市を変える―野生のランドスケープデザイン

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784761523367
  • NDC分類 518.85
  • Cコード C0052

内容説明

森を破壊する文明から、森を核とする文明へ「森」から都市と自然を再生する。

目次

1の森 生物多様性の森を再建する―万博記念公園の森(21世紀を生き抜く森;生物多様性の森の再建;森はどこまで回復したか;森の回廊・ソラードの建設)
2の森 水源の森を守る―大阪府民の森(生駒の森は残った;都市住民が自然と共生する森;水源の森を守ろう)
3の森 超高層都市に森をつくる―新梅田シティの森(森を核にした環境創造都市づくり;建築家とランドスケープデザイナーが目指したもの;都市の内なる野生のデザイン)

著者等紹介

吉村元男[ヨシムラモトオ]
ランドスケープデザイナー。鳥取環境大学環境情報学部環境デザイン学科教授。1937年京都市生まれ。京都大学農学部林学科(造園学)卒業。68年、環境事業計画研究所を設立、同所長。地球環境問題を視野に入れた新しい環境デザインの分野を築くために、ネットワーク型の団体を先導し、地球ネットワーク会議代表及びNPO法人・鳥取発エコタウン2020の理事長を務める。2001年4月より現職。主な作品に「大阪万国博記念公園の設計」(79年度日本造園学会賞)、「鎮守の森の保存修景研究」(共同研究、84年第11回環境賞・優良賞)、「With Tea」(90年滋賀県麗しの建築賞)、「白鳥庭園」(91年都市公園建設政務次官賞、92年名古屋市景観賞)、「新梅田シティ」(93年大阪府緑の景観最優秀賞、第14回大阪まちなみ賞大阪知事賞(共同)、94年都市景観大賞(共同))、「都市公園に対する貢献」(02年北村徳太郎賞)など
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感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

1
森の大切さがよくわかる。  大阪万博の前と後とその後を、航空写真で対比させている試料は貴重だ。  本当に必要なことかどうか、よく考える必要性を感じた。  只,森を支えるのは、人間にとっても必要なことだからで、お金をかけて森を醸成しても意味が無いような気がする。自分たちに大切なことだから、手を加えるという趣旨が、ちょっと伝わってこなかった。2010/11/19

コトゥー

1
どういう風に都市で緑を作って両立させていくかをかかれた本で、すごく勉強になり行ってみたくなった。2012/10/31

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