内容説明
環境にただ乗りするマンション開発放任から、街の個性や魅力アップにつなげる誘導へ。都市計画の勇気ある第一歩。文化と生活価値を育む、もう一つの都市再生。
目次
第1部 都市計画で京都の価値を高める(都市計画からみた“京町家とマンション”;町並み税の創設と都心部の資産保全;転換期の京町家再生―まちなか資源の再評価から都心の再生へ;価値共有型建築規制・誘導システムとコミュニティ・エンパワーメント・プログラム;空間構造の保全と創造)
第2部 理論から施策へ(「京都市都心部のまちなみ保全・再生に係る審議会」提言に至る審議の経過;京都の都心再生への試み―「京都市都心部のまちなみ保全・再生に係る審議会」提言の実現化に向けた京都市の取組状況;京都の都市再生推進に向けての経済同友会の提言―歴史とともに先端を切り拓く都市への再生;まちづくりと京町家の保存―都市計画からのアプローチ)
資料編
著者等紹介
青山吉隆[アオヤマヨシタカ]
1943年広島県生まれ。67年京都大学大学院工学研究科土木工学専攻修士課程修了。徳島大学教授を経て、現在、京都大学大学院工学研究科教授(都市地域計画)。工学博士
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