内容説明
本書の対談あるいは鼎談は、街づくりの上での苦渋に満ちた現在の状況とそれを解決し、乗り越えるための優れたリーダーシップの存在の数少ない報告になっている。
目次
第1部 バーチャルではないリアルな街:小さいがしなやかで強い街々(出石・リアルな日本の街の佇まい;長浜・自治意識が支える街の風景 ほか)
第2部 自らつくる文化の街:地域中核都市(松江・水苑と伝統で豊かな街づくり;岡山・自立と文化の誇り ほか)
第3部 ニーズに即せば街づくりは総合行政:大都市圏の中の街々(川口・工場の町から複合的な街への脱皮;武蔵野・進化する住宅地と公共輸送 ほか)
第4部 都市のアイデンティティーを求めて:大都市(江戸川・水に親しむところから始まった街づくり;広島・ポスト原爆 川に抱かれる優しい街 ほか)
著者等紹介
蓑原敬[ミノハラケイ]
1933年東京生まれ福岡育ち。東京大学教養学部で地域研究(アメリカ)、日本大学で建築を学ぶ。ペンシルバニア大学大学院に留学、アメリカの都市計画にふれる。建設省、茨城県で都市計画と住宅行政の政策立案と実施の現場を経験。現在、蓑原計画事務所所長
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