まちライブラリーのつくりかた - 本で人をつなぐ

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まちライブラリーのつくりかた - 本で人をつなぐ

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761513450
  • NDC分類 016.29
  • Cコード C0036

出版社内容情報

カフェやオフィス、病院など、様々な場所にある本棚に人が集い、メッセージ付きの本を通じて自分を表現し、交流する活動を紹介

カフェやオフィス、個人宅から、病院にお寺、アウトドアまで、さまざまな場所にある本棚に人が集い、メッセージ付きの本を通じて自分を表現し、人と交流する、みんなでつくる図書館「まちライブラリー」。その提唱者が、まちライブラリーの誕生と広がり、個人の思いと本が織りなす交流の場の持つ無限の可能性をお伝えします。

プロローグ

第1章 図書館でもない本屋でもない「本×人の世界」
 1 地下室から生まれた私塾「アーク都市塾」
 2 濃密な人間関係が社会を動かす――日本初、大学院サテライト
 3 「天空の図書館」誕生
 4 本×人の世界

第2章 まちライブラリーの誕生
 1 事業化に邁進し、巨大化する中で失ったもの
 2 失意の中で出会った、二六歳の私の師匠
 3 問題はタコつぼではなくタコだった
 4 ミクロの視点でスタートした「まち塾@まちライブラリー」
 5 故郷・大阪に立ち上げた私のライブラリー「ISライブラリー」
 6 病院からスカイプで参加した最初の「まち塾」
 7 みんなで創る図書館の楽しみ――簡単、誰でも、どこでも、いつからでもやれる!

第3章 広がる「まちライブラリー」
 1 都心の小さなオフィスに誕生した大きな「図書館家族」
 2 カフェでつながる人と人の出会い
 3 お寺をコンビニより身近に! ~お岩さんで有名なお寺のオープンマインド図書館~
 4 山の中で自然に触れる人と本 ~奥多摩でアウトドア読書&出会い~
 5 歯科医院をまちの文化拠点に
 6 大学病院でも工夫が生まれる
 7 地域でつながる人と人、本と本 ~まちライブラリーの集積~
 8 商店街やショッピングモールでのまちライブラリー
 ~コミュニケーションが生まれ出る~
 9 個人宅をまちライブラリーに
 10 話して、話して、歌って、公共図書館をジャック
 ~千代田区立日比谷図書文化館「??人?≠フライブハウス」~

第4章 蔵書ゼロ冊からの図書館の誕生! ~まちライブラリー@大阪府立大学~
 1 大阪府立大学との出会い
 2 今までにない大学のサテライトを目指して
 3 理解されにくい??図書館?≠?乗り越える工夫
 4 大学の手を離れて、市民がつくる図書館
 5 本を植えて本棚を育てる「植本祭」
 6 市民参加を促進する「まちライブラリー@大阪府立大学」の仕組み
 7 学生がつくったまちライブラリー@中百舌鳥キャンパス
 8 大学「蔵元」、市民「酵母菌」、私「杜氏」

第5章 個人の力が突き抜けたマイクロ・ライブラリー
 1 小さな私設図書館、集まれ! ~マイクロ・ライブラリーサミット~
 2 亡き妻への思いをまちぐるみで支える図書館
 3 森を創り、本を集め、大震災を乗り越える図書館
 4 幼いころに体験した児童図書館を引き継いだ姉妹
 5 マイクロ・ライブラリーを始める動機と目的
 ・分類1 まちの図書館をつくって本を貸し借りできる環境を大切にしている人たち
 ・分類2 本のテーマや利用目的を大切にしている人たち
 ・分類3 利用している場所を活性化するために本を置く人たち
 ・分類4 公共図書館と連携しながら成長する
 ・分類5 本で人と出会う、コミュニケーションを大切にした人たち
 6 世界につながるマイクロ・ライブラリーのネットワーク
 7 個人の時代、世界は個から始まる

終章 まちライブラリーの「哲学」~ここから何が生まれつつあるのか?
 1 小さい鍋と大きな鍋――??発酵?≠フ文化を思い出そう!
 2 あなたが変わるとまちが変わる
 3 ??まちづくり?≠ナはなく??まちを育む??
 4 人の声を聴くまちライブラリー
 5 組織より個人の思いや力が抜きん出ている世界
 6 わたしたちにも参加させて!
 7 ボランティア精神と仲間がくれた大きな賞
 8 目標でなく、道草を楽しむまちライブラリー
 9 あなたもまちライブラリーの世界へようこそ

 あとがき

【著者紹介】
礒井純充(いそい・よしみつ)/「まち塾@まちライブラリー」提唱者。1981年、森ビル株式会社へ入社。社会人教育機関「アーク都市塾」、産学教育・研究連携活動拠点「アカデミーヒルズ」や「六本木アカデミーヒルズ」などに携わった後、2011年より「まちライブラリー」を提唱。全国にネットワークを広げ、2013年には「まちライブラリー@大阪府立大学」を開設。同年には全国の私設図書館を集めた「マイクロライブラリーサミット」を開催している

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろちゃん

84
近くのまちライブラリーで借りた本。場所と本棚があれば、街の図書館が作れる。メッセージつきの本を通じて人と交流できる場が作れる。人との交流が好きで、本が好きな私にとってはすごい一石二鳥な本。街の中に色んなまちライブラリーがあって、色んな物語があるんだなと思いました。私もまちライブラリー行きたいし、もしくはまちライブラリー作りたい!2016/04/02

壱萬弐仟縁

27
メッセージを付けた本を持ち寄り、まちのあちこちに小さな図書館をつくり、人と出会うという活動。全国120ヶ所以上(3頁)。学びあいとは、お互いの気づきあいであり、新しい一歩を踏み出すための知識や感性を受け渡していく作業(41頁)。おぶせまちじゅう図書館(158頁~)は興味深い。まちづくりに図書館が不可欠な時代となってきた。北海道恵庭市にもあるようだ。私は自営として読書会ビジネスで食べれることを実証してからでないと、まちづくりまでには至らないと実感した。2015/02/23

バニラ風味

26
私、図書館を拠点とした活動をしていますが、「図書館のあり方」について、とても保守的だったことに気づきました。箱物が大切なわけではなく、本と本をつなぐものや、コミュニティ、人が広げていくことの大切さのようなものに気づき、カルチャーショックを受けました。長年、文庫活動をしていて、本に関する活動に何か新しい方向はないかと考えていたところだったので、刺激になりました。まちライブラリーに参加してみたいし、こういう考え方、コミュニティがあることを広めたいと思います。2015/03/19

Nobuko Hashimoto

23
個人宅や店舗・病院・事務所等の一角に本を並べ、人をつなぐ場を提供するところが増えている。磯井氏はそうした活動を後押しする「まちライブラリー」「マイクロ・ライブラリーサミット」の提唱者。我が家は夫婦とも大学教員なので退職後が恐ろしい。自分も人も集いやすいところ、あるいはいっそリゾート的に行きたいと思えるところに家を手に入れて本を集結させ、勉強会を開催したり、だらだらとしゃべったり、映画を観たり、コンサートを開いたり、持ちよりパーティをしたりできないものか…というのが長年の夢である。いや本気で考えている。2016/01/12

波多野七月

22
本のある場所が、誰かのための居場所になる。そんな、みんなでつくる図書館〈まちライブラリー〉について紹介したのがこの一冊です。カフェやオフィス、個人宅から病院、そしてお寺まで。ありとあらゆる場所に、本と人とをつなげる〈可能性〉があるんだというその事が、何だか嬉しくなりました。本を通して、こんなふうにつながっていけるという事。「こんな場所もある」その事が、もしかしたら誰かの支えになるのかもしれない。本と、その可能性を信じたい人にオススメの一冊です。2015/03/13

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