創造都市・横浜の戦略―クリエイティブシティへの挑戦

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  • サイズ A5判/ページ数 173p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784761512484
  • NDC分類 318.7
  • Cコード C0052

内容説明

文明が都市を生み、都市が文明を生む。そして文明の骨格を形成するのが文化である。本書では、このような基本認識に立ちながら、芸術・文化の創造性と都市の関係について考察する。そのために、横浜市の「文化芸術都市創造政策=クリエイティブシティ・ヨコハマ」をとりあげ、それが生まれた背景、基本的な視点、政策内容、実施手法、成果、課題などを紹介、考察し、これからの自治体政策の方向を示した。

目次

第1章 都市横浜の誕生と創造的遺伝子の懐胎
第2章 文化事業から文化政策へ
第3章 創造都市政策が生まれた背景
第4章 文化芸術都市創造政策の誕生
第5章 創造界隈形成の起爆剤BankART 1929
第6章 創造都市への躍動
第7章 創造都市政策の検証
第8章 創造都市論と行政のイノベーション

著者等紹介

野田邦弘[ノダクニヒロ]
鳥取大学地域学部地域文化学科教授(文化政策論)。同大産学・地域連携推進機構地域貢献部門長。1951年福岡市生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。2004年までは横浜市職員として市民講座、コンサート、演劇公演など文化事業の企画や「横浜みなとみらいホール」の開館準備といった文化行政を主に担当する。2003年には中田市長のもとで創造都市政策の策定に関わり、2004年に新設された「文化芸術都市創造事業本部」創造都市推進課担当課長に就任、横浜トリエンナーレ等を担当する。文化経済学会理事(元理事長)、公立文化施設の活性化に関する研究会委員(公立文化施設協会)、法人化特別委員会人事制度専門委員(公立大学協会)、演劇人会議評議員、鳥取県観光事業団理事、北栄町行政改革審議会会長、福岡市文化芸術による都市創造ビジョン懇話会委員、鳥取駅前・賑わいのまちづくり実証事業実行委員会副委員長など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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