内容説明
違反建築物さんコンニチハ。粘り強い観察から見つけた町の不思議、建築の謎。
目次
第１章 建築と身体の左右をめぐって（コマ犬の阿吽；招きネコはオス猫か；住吉大社探訪の記；コブ取りじいさんのコブを巡って；“一歩前へ”は左足から；将棋の飛車は右、角は左；男湯は左側か；妙心寺の明智風呂；Ｆ温泉で汗を流した）
第２章 目で見る法規の話（目で見る建基法；階段は快段か；違反建築物さんコンニチハ）
第３章 暮らしの中のデザイン探訪（アサガオのつるは左巻き；日本語の文字は右回り；ツリ革のカタチを検証する；散髪屋の回転標識は世界共通）
第４章 身近に起こる構造の話（筋違が効果をハッキするには；構造計算書偽装事件に思う；阪神大震災と地震力計算で考えた；ラーメンを解く（食べる）方法
ブラックＢＯＸ化する構造計算）
著者等紹介
山田修［ヤマダオサム］
神戸工業専門学校（現神戸大学）建築科卒。大阪市立大学生活科学部・大阪市立デザイン教育研究所講師。韓国古文化研究会・修（しゅう）建築事務所主宰。伊丹市図書館協議会委員、伊丹市美術館協議会委員。日本建築学会・日本建築協会・大阪府建築士会（名誉会員）の役員・委員をなす。韓国古寺探訪でＮＨＫ出演・阪神間の各市公民館・釜山広域市で講演する。受賞：日本建築士会連合会長賞（１９７９年）、韓国観光公社賞（１９８７年）、釜山広域市建築士会功労牌（１９９８年）、駐大阪大韓民国総領事感謝状（２００２年）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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