目次
第1章 ふすま・障子はなぜ右手前か(人は右手が利き手である;着物はなぜ右前に合わすか;時には左前が優先の理由;ふすまの作法と自転車の乗り方;洋服のボタンづけは右か左か;電燈のスイッチは右手を使う;左脳と右脳の働きは?蚊とり線香は右巻き左巻き?;シメ縄の根元は右か左か;鬼門はなぜ嫌われるのか)
第2章 建築物は法の傘下で建っている(建築の法律への入門話;法令用語はむずかしい;法令集はタテ書きかヨコ書きか;法文の成り立ちと構成は;法令集は怒りをこめて読め;建築基準法とはこんなモノ;道路は住宅の中廊下?;みなし道路の幅員は;民法とはこんなモノ;境界線をめぐるトラブルの話;所有権に時効制度があるの?)
第3章 45度の斜線は建築の核である(コンクリートの記号は三本線;三角形は安定を生む;トラスは三角形の連続体;屋根の勾配は45度がよい;厳島神社配置に見る斜線;わが家でピタゴラスの定理を見つけた;ネクタイのストライプ斜線;案内図に見る斜線;料理に見る斜線;阪神大震災を思う)
第4章 頭の体操をしよう(階段の設計をしよう;バルコニーの機能は;用語の定義に挑む;民法の例題は;橋の構造物を解明する;木造の梁の設計は)
著者等紹介
山田修[ヤマダオサム]
大阪市立大学生活科学部・大阪市立デザイン教育研究所講師。韓国古文化研究会・修(しゅう)建築事務所主宰。伊丹市図書館協議会委員。日本建築学会・日本建築協会・大阪府建築士会の役員・委員をなす。受賞、日本建築士会連合会長賞(1979年)、韓国観光公社賞(1987年)、釜山広域市建築士会功労牌(1998年)、駐大阪大韓民国総領事感謝状(2002年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。