川づくりをまちづくりに

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761511852
  • NDC分類 517
  • Cコード C0052

内容説明

どうすれば川づくりがまちづくりになるのか?本書では、そのヒントをたくさんの事例に求め、整理を試みた。まず1章では、これまでの川づくりの変遷や行政の役割の変化などに触れながら、単に川を物理的にいじるだけの川づくりをするのではなく、まちづくりという広い視点でみたときに、これからの川づくりにどのような可能性があるかについて考察している。2章から13章では、我われが訪れた全国の興味深い事例を一つずつ紹介している。14章では、そうしたまちづくり的川づくりのヒントを整理するとともに、今後の川づくりのあり方についての提言を行なっている。また15章では、本書の執筆に参加したメンバーの紹介を兼ねて、事例調査のあとで行なった川づくりをめぐる座談会での議論を掲載している。

目次

川づくりをまちづくりに
近自然・児ノ口公園―川があって、3点セットのない緑の都市公園
一の坂川―街の真ん中でホタルを見られる川
博多川灯明ウォッチング―まちへの思いが川面をステージに変えた
樋井川―洗剤事件が呼び覚ました、まちづくり的川づくりの行方
ナワテ通りと女鳥羽川―「まちづくり」にあって「川づくり」になかったもの
じげの川づくり―「全住民参加」で川づくりを地域づくりに
城原川―女性技術者の細やかな心配りが地域の原風景を再生させた
精進河畔公園―行政の境界を越えて川と公園を一体化
茂漁川―市が前に出て復活させたモイチャン〔ほか〕

著者等紹介

樋口明彦[ヒグチアキヒコ]
九州大学大学院工学研究院助教授、専門分野は景観学、アーバンデザイン、まちづくり、都市計画
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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