内容説明
子どもたちのこころや行動は、彼(彼女)らが生きている地球上の生態系の中にあり、さまざまな要素と有機的に絡み合っている。そのことを念頭において子どもたちの行動を理解しようとすれば、問題を安易に個人の責任や原因に期する考え方は不自然なことであろう。スクールソーシャルワーカーの提言。
目次
第1章 子どもたちの情景
第2章 危機の中の子どもたち
第3章 子どもと学校―遠ざかる関係
第4章 どうする、子どもたちのケア&サポート
第5章 不登校から学んだこと―講演記録(1)東京
第6章 パートナーとしての子どもたち(Q&A)―講演記録(2)高知
第7章 スクールソーシャルワーク―何を基盤とするか