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出版社内容情報
読み書きの苦手さの特徴を見極める
読み書きの困難さが同じであっても、原因が同じ子どもは1人として存在しない。
内容説明
読み書きの苦手さの特徴を見極める。
目次
第1章 学習の困り感を再考する
第2章 「読み困難」とディスレクシアの基礎知識
第3章 「書き困難」とディスグラフィアの基礎知識
第4章 読み書き障害を行動から見出す―インフォーマルアセスメントから
第5章 読み書き障害を定量的に評価する―フォーマルアセスメントから
第6章 学習環境を査定する―読み書き障害における合理的配慮や個別最適な学び
第7章 事例編
著者等紹介
川〓聡大[カワサキアキヒロ]
立命館大学産業社会学部人間福祉専攻教授。大阪医科薬科大学小児高次脳機能研究所(非常勤講師)。岡山大学大学院医歯学総合研究科生体制御科学専攻博士課程修了博士(医学)、公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士スーパーバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソーシャ
6
読み書き困難の支援にあたる人向けに、必要となる読み書き能力の発達の流れや実際のアセスメントの考え方などを解説した一冊。支援の基盤となる考え方がしっかりと解説されていて、インフォーマルな評価とフォーマルな評価にわけて書かれているのもありがたいのですが、「音韻意識」という言葉が特に説明無しに使われていたりなどレベルは高めです。この本が難しい人は、先に『言語発達障害学』などの本を読んでおくとわかりやすくなるかもしれません。 (あと著者はCARDの開発者の一人なのにCARDについての解説が少ないのは意外でした)2024/11/10
やなせトモロヲ
2
★★★★☆ 難しくて調べながら読んでたら半年かかってしまった。ディスレクシアの本はいくつか読んできたが、現在の知見をきっちり解説しているのがとても勉強になった(けど難しい)。2025/01/06
Riopapa
1
書字障がいに関する知識を得るために読んだが、なかなか難しかった。英語が苦手という子の中には一定数ディスレクシアの子がいるのだろう。個別に指導する必要があるようだが、一クラスの中に複数いたら、指導は難しい。幼稚園くらいで、小学校の学習についていけるかどうかを予想できるとすれば、家庭教育なのだろうが、専門家でもない限り、指導は難しいだろうし。困難な問題ということはよくわかった。2025/03/25