出版社内容情報
黒田 生子[クロダ セイコ]
編集
森 尚彫[もり なおえ]
著・文・その他
内容説明
Q&A形式で「補聴器」「人工内耳」と聴覚障がい者支援をわかりやすく理解するための入門書。新生児から高齢者まで身近な問題となっている「聴覚障がい」の基礎を学べる1冊。
目次
第1章 聴こえの障がい入門(「障がい」とは、どのような状況を指すことばでしょうか?;「聴覚障がい」から派生する問題にはどのようなものがありますか? ほか)
第2章 補聴器・人工中耳入門(補聴器と集音器はどう違いますか?;補聴器はどのような人が適応となりますか? ほか)
第3章 人工内耳入門(人工内耳と補聴器はどのようなところが違い、どのようなところが似ていますか?;わが国で人工内耳装置が臨床応用され始めたのはいつ頃ですか?現在国内で認可されている人工内耳メーカーと機種には、どのようなものがありますか? ほか)
第4章 補聴援助システムと補聴情報保障手段の活用(SN比とは何ですか?SN比改善のための補聴援助システムとはどのようなものですか?;補聴環境の整備では、どのような配慮が必要ですか? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
17
図書館本。特に人工内耳についての理解が深まりました。初学者にも分かりやすい良書です。2023/05/30
ニャンtel inside
0
本書は質問形式で進んでいきます。聞こえとは何かから始まり、人工内耳の仕組みや各種機器のメンテナンス方法、聴覚情報保障まで載っています。設問がいくつもあるので、知りたい部分だけ読んでも勉強になります。ただ小児が中心のため、中途失聴の原因となる病気を知りたかった自分にはコレジャナイ感が強かったです。併せて参照した『聴覚障害学 第2版』の方に詳細が載っていたので、補完はできましたが。2024/01/27