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出版社内容情報
医師、教師、言語聴覚士が、吃音症状へのアプローチから困る場面での対応までを幅広く紹介。
内容説明
吃音のある子どものために教師・言語聴覚士ができること。医師、教師、言語聴覚士が、吃音症状へのアプローチから困る場面の対応までを幅広く紹介。ワークシートを活用しながら、学校や家庭で取り組める指導・支援を実践するための1冊。
目次
第1章 吃音の問題の概説(吃音とは?;吃音のからかい・いじめ;吃音のある児童が困る場面 ほか)
第2章 教員による指導・支援(指導・支援の方向性;吃音症状(X軸)へのアプローチ
周囲の反応(Y軸)へのアプローチ ほか)
第3章 言語聴覚士による指導・支援(ぬいぐるみ(視覚的手掛かり)を使った音読指導
苦手な音の上書き練習法
低学年へのアプローチ ほか)
巻末資料 今すぐ使えるワークシート
著者等紹介
菊池良和[キクチヨシカズ]
九州大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科助教、医師、医学博士。中学1年生の時に、「吃音の悩みから救われるためには、医者になるしかない」と思い、猛勉強の末、鹿児島ラ・サール高校卒業後、1999年九州大学医学部に入学。医師となり、研修医を2年間終えた後、2007年に九州大学耳鼻咽喉科に入局。2008年より九州大学大学院に進学し臨床神経生理学教室で、「脳磁図」を用いた吃音者の脳研究を行い、今まで4度国内外での受賞をしている。吃音のある人の診察経験は500名以上。吃音の著書は本書で14冊目。全国各地で吃音の講演会を行い、吃音の啓発に努めている。医師の立場で吃音の臨床、教育、研究を精力的に行っている吃音の第一人者である
〓橋三郎[タカハシサブロウ]
府中市立住吉小学校きこえとことばの教室主任教諭。東京学芸大学連合学校教育学研究科修了。博士(教育学)、公認心理師、臨床発達心理士。東京都のきこえとことばの教室の教員として13年間、吃音を含む言語障害のある児童の臨床に携わりつつ、吃音の生起メカニズムの研究を行っている。令和3年度文部科学大臣優秀教職員表彰、令和2年度東京都教育委員会職員表彰、令和2年度福生市教育委員会表彰
仲野里香[ナカノリカ]
ことばの相談nakano代表、言語聴覚士。福岡国際医療福祉大学非常勤講師、麻生リハビリテーション大学校非常勤講師。福岡市にて、吃音・構音障害・話すことに自信がない・やりとりがかみ合わないなど、幼児から大人までのことばに対するあらゆる悩みに対応する教室「ことばの相談nakano」を運営している。また、オンラインでは全国の吃音のある人の相談・訓練に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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