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内容説明
子どもの発達に沿ったLCスケールの具体的な活用方法を詳細に解説。言語・コミュニケーションの発達だけではなく、認知や社会性などの研究領域の知見も交えて、発達過程の理解を深めるための情報を整理。発達を多面的に理解し、子どもに合った効果的な支援につなげるための1冊。
目次
第1章 言語・コミュニケーション発達の基礎(LCスケールから見た乳幼児期の言語・コミュニケーション発達;幼児期における社会性の発達;聴覚障害児の言語・コミュニケーション発達;LCスケールから見た自閉スペクトラム症児の言語・コミュニケーション発達;LCスケールから見たダウン症児の言語・コミュニケーション発達)
第2章 LCスケールの理解から報告書の作成へ(LCスケール課題別解説―評価の観点・実施の際のポイント・参考情報;LCスケールの施行の流れ;結果のまとめから報告書の作成へ)
第3章 LCスケールの適用から発達支援へ(聞こえに困難のある幼児への言語発達支援;自閉スペクトラム症に配慮した言語・コミュニケーションの発達支援;ダウン症に配慮した言語・コミュニケーションの発達支援―遊び・生活・課題を視野に入れて;自閉スペクトラム症のある児童への特別支援学校での支援例)
第4章 言語・コミュニケーション発達への支援(言語・コミュニケーション発達支援における10の原則;発達領域別活動集)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いとう
6
言語・コミュニケーション発達支援における10の原則 (A)目標設定にあたって①子どもの発達の全体像と領域別の発達状況を把握する②発達の大まかな順序性を理解する③環境(もの・人)に働きかける力を育てる(B)状況設定について④意味のある出来事の流れを活用する⑤人とのかかわりの文脈を活用する⑥多感覚的経験を活用する(C)発達支援の方略について⑦子どもの意図や興味・関心の対象、子どもが受ける感覚に沿った言葉がけをする⑧理解や表現の支えを用意する⑨子どもの表現に対して適切なFBを与える⑩子どもの発達的特性に配慮する2023/03/09