出版社内容情報
ことばが話せるようになってからの学習課題について、会話が成立するまでを重点的にスモールステップ化し、プロセスをまとめた。
石井聖[イシイヒジリ]
慶應義塾大学文学部および法学部卒業。社会福祉法人コロロ学舎理事長。
羽生裕子[ハニュウヒロコ]
筑波大学第2学群人間学類心身障害学系卒業。社会福祉法人コロロ学舎児童支援部および出版事業部部長。
内容説明
ことばが話せるようになってからの学習課題について、主に会話が成立するまでを重点的にスモールステップ化し、自分で考えられるようになるプロセスをまとめた。30年以上にわたる実践で証明されてきたプログラムを療育で活かす。
目次
第4章 会話に向けての学習ステップ(判断学習;長い単語(ことば)の読み書き
主語の入った文を書く(主語+述語) ほか)
第5章 いよいよ概念の海へ―船出し、潜水し、他国の岸に浮き上がろう(名詞の語彙を増やす;より抽象的な名詞の理解1―方向を表すことば:位置関係と空間把握;より抽象的な名詞の理解2―気象を表すことば:環境の変化への注目と身体の感覚 ほか)
第6章 内言語への道(米大学院で博士号を取得した超高機能者たちがなぜ発達障害なのか;概観『新発語プログラム』第1巻、第2巻と人類進化の過程;高機能レベル(メソッド第三段階)を超え内言語域(メソッド第四段階)へ)
著者等紹介
石井聖[イシイヒジリ]
1940年東京生まれ。慶應義塾大学文学部および法学部卒業。1965年立川市役所福祉事務所勤務。1974年知的障害者福祉司となる。1979年立川市ドリーム学園園長。(財)日本知的障害者愛護協会認定治療教育士一級。1983年小露路治療教育研究所設立(コロロ発達療育センター前身)。1998年社会福祉法人コロロ学舎設立、理事長就任
羽生裕子[ハニュウヒロコ]
1975年福井県生まれ。1997年筑波大学第2学群人間学類卒業。小露路治療教育研究所(コロロETセンター、現(株)コロロ発達療育センター)に入社。2013年社会福祉法人コロロ学舎に転籍。現在、児童支援部および出版事業部部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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