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内容説明
子どもの笑顔は発達の証。障害の有無に関係なく、発達を促すために必要なことは、子どもたちが笑顔を見せてくれる楽しい遊びや活動です。本書では、発達を捉えるためには欠かせない感覚統合について、具体例を交えながら優しく解説し、おとなも子どもも笑顔でいられるための考え方や工夫そしてかかわり方を紹介します。
目次
第1章 感覚統合とは
第2章 子どもの発達と遊び
第3章 脳はコンピュータ
第4章 感覚統合機能・感覚統合障害
第5章 支援するために必要な行動の理解
第6章 子どもたちへのかかわりの具体例
第7章 ライフステージと感覚統合
第8章 感覚統合機能の評価
第9章 感覚統合を促す活動
第10章 まとめ
著者等紹介
石井孝弘[イシイタカヒロ]
帝京科学大学医療科学部作業療法学科教授、作業療法士、NPO法人す馬いる代理理事、日本感覚統合学会常任理事インストラクター、アメリカ乗馬療法協会Level 1 Hippotherapist、厚生労働省認定手話通訳士、東京都立工業高等専門学校機械工学科卒業後リハビリテーション機器の設計製造に従事し、その後肢体不自由児施設、専門学校、特別養護老人ホームなどに勤務。現在の専門は発達障害、感覚統合理論と実践、動物介在療法、乗馬療法など。その他保育園、幼稚園、小学校などで子どもたちの支援、教員保護者などに対する講習会の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たん
1
感覚統合について非常にわかりやすく書いてあった。 今まで読んだ感覚統合の本の中で1番素人にも分かりやすい。しかし抽象的な事ばかり書かれている訳ではなく、表紙の柔らかいイメージと違ってかなり専門的に詳しく書いてある。そもそも感覚統合とは何か、という所から子供の問題行動との因果関係、更には大人が対処するべき方法まで書いてある。子供の問題行動の理由が分かれば「子供に優しくなれる」わけです。 2018/04/26
ちぃ
0
石井先生の感覚統合の話、わかりやすくて好き。仕事で感覚統合について説明しないといけないときに、「本で読んだんだけど」って言ってかなり引用させてもらってます。