内容説明
吃音のメカニズムや発話症状面に対する指導・支援に関する解説はもとより、「とらえどころのない」といわれてきた発話症状以外の部分にも着目し、最新の知見を織り交ぜながら包括的に吃音を評価、指導・支援する方法について具体的に詳述する。他の障害との重複やクラッタリングのある子どもの評価や支援も紹介。
目次
1 発話の流暢性とその障害(発話の流暢性とは;発達性吃音 ほか)
2 吃音のある子どもの評価(吃音のある子どもの評価とは;ICFによる包括的な吃音評価 ほか)
3 吃音のある子どもの支援(指導について;環境調整 ほか)
4 吃音のある子どもの評価と支援の実際(発吃間もない子どもの評価と支援の実際;幼児の評価と支援の実際 ほか)
5 他の障害との重複やクラッタリングのある子どもの評価と支援の実際(構音障害を伴う子どもの評価と支援の実際;発達障害を伴う子どもの評価と支援の実際 ほか)
著者等紹介
小林宏明[コバヤシヒロアキ]
金沢大学人間社会研究域学校教育系准教授。専門は特別支援教育、言語障害教育
川合紀宗[カワイノリムネ]
広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター准教授。専門は言語・コミュニケーション障害のある子どもの評価と支援、音声言語病理学、特別支援教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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