言語発達ってみんな同じ?

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761407230
  • NDC分類 801.04
  • Cコード C3037

内容説明

言語発達は単語から始まり、単語と単語がつなぎ合わさって電文体になっていく、といったこれまでの言語発達の常識をくつがえす、日本初の書。幼児は、これまで考えられてきたような一律の方法で言語を獲得していくわけではない。子どもによっていろいろな言語獲得ストラテジーがあるということを、種々の研究から立証し、なぜ言語発達にさまざまな方略があるのかについても解説している。

目次

第1章 言語発達の仕方が子どもによって違うということの重要性(個人差に関する言語発達理論)
第2章 個人差の性質(古典的なケース;この違いをどう考えるか ほか)
第3章 言語発達にはスタイルがあるか(強みと弱み;一般的パターン:関連した傾向 ほか)
第4章 言語発達における個人差に関する説明(一般的環境についての説明;社会環境に関する説明 ほか)
第5章 結論と将来の方向性(われわれはどこにいるのか;ここからどこへ進んでいくのか ほか)

著者等紹介

ショアー,C.M.[ショアー,C.M.][Shore,Cecilia M.]
オハイオ州オックスフォードにあるマイアミ大学の心理学准教授(現在は同大学教授)。カンサス大学で学士号、コロラド大学ボルダー校でPh.D.を1981年に取得した。研究領域は乳幼児の認知発達と言語発達で、特にことばと遊びとの関係を研究している。最近の研究は養育者が子どもへの話しかけの影響と言語の個人差に焦点を当てたものである。その他に、概念および意味の発達と原因事象の記憶を研究している

佃一郎[ツクダイチロウ]
新潟リハビリテーション大学院大学教授、医学博士。1956年、明治学院大学文学部社会学科卒業、カンサス州ウィチタ大学大学院言語病理学課程留学。東京大学耳鼻咽喉科研究生、大阪府立身体障害者更生指導所、東京都心身障害者福祉センター、甲州中央病院、埼玉医科大学を経て現在に至る

岩田光児[イワタコウジ]
新潟リハビリテーション専門学校言語聴覚学科専任教員。上智大学外国語学部卒業。新潟リハビリテーション大学院大学を経て現在に至る。専門は心理言語学

岩田まな[イワタマナ]
新潟リハビリテーション大学院大学教授、医学博士。東京学芸大学教育学部特殊教育学科卒業、東京教育大学大学院修了。教育学修士。伊豆韮山温泉病院、東京学芸大学非常勤講師、東京女子医科大学神経内科、埼玉医科大学を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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陽香

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学苑社、090625

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