内容説明
傾聴は心を理解し、ケアするための手近な方法です。対象者に寄り添って話を聴くというもので、基本を理解すれば誰にでも気軽にできるものです。本書では、高齢者への傾聴を中心に、その理論と実践法を紹介しています。ロジャーズの理論を中心に傾聴の理論と方法について、高齢者の特徴について、傾聴の実際について述べ、基本から実際の事例までを幅広く紹介しています。
目次
1部 傾聴について(傾聴とは;心を癒すということ―心理療法;「聴く」をはじめた人―ロジャーズについて ほか)
2部 高齢者への理解(老化の概念;高齢者の記憶;高齢者の知能 ほか)
3部 現場での傾聴(さまざまな対応;施設での継続実習の感想;在宅での傾聴 ほか)
著者等紹介
原千恵子[ハラチエコ]
心理学博士、臨床心理士。山野美容芸術短期大学教授を経て、東京福祉大学大学院研究科臨床心理学専攻教授。平成12年シニアセラピー研究所設立。平成18年NPOシニアライフセラピー理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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