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内容説明
学級崩壊・不登校など、学校教育現場における児童のこころの問題がいっそう深刻化する中で、スクールカウンセリングの制度化が導入された。一方、子どもたちのからだにも異変が生じ、肩凝りを訴える子、姿勢の歪みが目立つ子、不器用の子が徐々に増えている。身体に過度の緊張を強いられれば、リラックスした精神状態など得られるはずもなく、こころとからだの両面から子どもたちが蝕ばまれだしているという状況が推測される。ならば、その対策も双方から講じられなければならない。まして、言語能力や内省能力の発達がまだ未熟な低年齢児に対しては、言語的アプローチよりも、身体を介したアプローチの方が有効なはずである。最も期待される領域における、動作法の展開。
目次
第1章 教育動作法序説(教育動作法の由来;教育動作法の現在 ほか)
第2章 子どもの発達と動作法(子どもの成長・発達における動作法の意義;“からだの動き”そのものの中に認識の発生を探る ほか)
第3章 動作法と学校教育(教師と教育動作法;動作法から見た体育指導 ほか)
第4章 教育動作法の展開(緘黙の子どもと動作法;臨床動作法による不登校中学生への成長援助 ほか)
著者等紹介
成瀬悟策[ナルセゴサク]
九州大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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