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内容説明
ことばの発達に遅れのある子どもへの支援は決して画一的ではない。それゆえに多様な臨床事例を知り、対象児の言語・コミュニケーションの実態や生活年齢、環境を考慮した指導方法を選択しなければならない。本書は様々な教育現場、医療機関、地域のセンターなどで実践されている支援(幼児小集団での指導、言語的やり取りを通した指導、自閉症児への指導、およびダウン症や重度重複障害児を含む事例に対する中・長期にわたる指導)を紹介する。言語臨床の初心者はもちろん経験者にも洞察を深め、臨機応変な指導アプローチを実践するための格好の手引書。
目次
1 幼児小集団での指導(幼児の小集団指導―コミュニケーション力をつけていくために)
2 言語的やり取りを通した指導(対人関係が希薄な幼児の指導例―音の面白さを糸口に;会話能力の援助―やりとりから言語使用へ ほか)
3 自閉症児への指導(予後良好な自閉症児の症例;自閉症児における課題の意味の気づきに注目した指導法―大小、はい‐いいえ、いくつ、絵画配列の理解について ほか)
4 中・長期にわたる指導(言語発達遅滞児の指導―6年間にわたる指導経過;養護学校に在席する知的障害児のコミュニケーション指導 ほか)
著者等紹介
畦上恭彦[アゼガミヤスヒコ]
国際医療福祉大学保健学部言語聴覚障害学科
大伴潔[オオトモキヨシ]
東京学芸大学特殊教育研究施設
山崎祥子[ヤマザキショウコ]
らく相談室
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