国境のない教育者―モンテッソーリ教育

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  • サイズ B6判/ページ数 150p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761400033
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C3037

内容説明

1994年に「児童の権利に関する条約」が批准され、我が国においても、教育のボーダレス化は、もはや避けようのない事態であると言える。そのことにいち早く気づき、独自の教育理論を展開させたのが、本書の著者の祖母であるマリア・モンテッソーリであった。教育を一国の問題として放置しておいてはならないことは、貧困や飢餓、虐待、あるいは戦争の犠牲者となっている世界中の多くの子どもたちの状況を見ればわかるであろう。また、健やかな成長を実現するためには、人間発達の普遍的原理にそった教育が不可欠であるということもマリア・モンテッソーリの主張であった。著者は、偉大な祖母の遺志を受け継ぎ、複雑化・多様化する社会の中での教育の進むべき道について思索し、21世紀にモンテッソーリ教育が果たすべき役割について説く。

目次

みどり色の牛
名前は一度もつけてもらえなかった
小石の色
真理を簡単に言う
カササギの宝物
どのように「NO」と言うか
貧しい人は私たちに与えられている
お守り
やさしくしてあげるのは悪い
醜いことば
神さまの三つのイメージ
カモメのくしゃみ

著者等紹介

モンテッソーリ,レニルデ[Montessori,Renilde]
スペイン・バルセロナ生まれ。マリア・モンテッソーリの孫で、生活をともにして、モンテッソーリ教育をその目で見て育った。長年、カナダ・トロントでモッテッソーリ・トレーナーとして活躍した後、現在、国際モッテッソーリ協会事務局長
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