障害者ときょうだい―日本・ドイツの比較調査を通して

障害者ときょうだい―日本・ドイツの比較調査を通して

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761400019
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C3037

内容説明

従来、障害者のきょうだいに関しては、本人や親の陰に隠れてあまり注目されることがなかった。しかし彼らは、つい過保護になりがちな親よりも、冷静・客観的に障害をもつ身内のことを見ている場合が多いのである。また、きょうだいたちは、親亡き後の障害者の人生にとっても重要な存在であり、居住施設で暮らすにせよ一緒に同居するにせよ、現実的には彼らが障害をもつ人々のQOLの鍵を握っていると言ってもよい。本書は、日本とドイツの調査を通して、きょうだいたちが抱える固有の悩みや意識にスポットを当てるとともに、エコロジー理論にもとづいたシステムアプローチの視点から、きょうだいを含めた新しい家族支援のあり方について模索する。

目次

第1章 きょうだいの問題の重要性
第2章 わが国のきょうだい
第3章 ドイツのきょうだい
第4章 日本とドイツにおけるきょうだいの意識調査
第5章 エコロジー理論による実践的援助アプローチ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

碧子

0
何年も温めていた本です。日本とドイツのお国柄の違いがアンケート結果に出ているなと思いました。ドイツは個を大切に日本は家族を大切に傾向があるのでしょうか。しょうがいのあるごきょうだいに対する思いはみなさんアンケートに記しきれるようなものではないのでしょう。大人になってから福祉関連のお仕事を選ばれるごきょうだいが多いこと、家族や周囲の人たちみんなが支え合っている様子がとても伝わりました。2014/09/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/700885
  • ご注意事項

最近チェックした商品