出版社内容情報
手放すことで、人生はもっと自由になる!
忙しすぎる毎日。増え続ける情報。
人間関係のストレス、モノへの執着。
「本当の自分を生きていない」と感じるとき、
必要なのは「足すこと」ではなく、
「手放すこと」かもしれません。
本書は、全世界で100万部のベストセラー『Ikigai』の著者、
エクトル・ガルシア&フランセスク・ミラージェスが
インドの旅を通して出会った「とらわれを手放す生き方」を探る
新たなライフスタイル実践書です。
ヨガ、瞑想、呼吸法、マインドフルネスなど
インドに受け継がれる5000年の知恵は、
いまを生きる私たちに「心を整える力」を
与えてくれます。
本書では、それらを宗教や難解な哲学としてではなく、
現代人の自己成長のメソッドとして紹介。
ストレスや不安を軽くし、
自分を再起動させるための
シンプルで実用的な道を示します。
「私は誰か?」という問いを通して自我の執着を手放し、
カルマ(行為の法則)やアドヴァイタ(不二一元論)の思想から、
「他人や結果に振り回されない生き方」を学ぶ。
呼吸とともに心を静め、マインドフルに生きる習慣を身につける。
それは、成功や競争の先にある
「もうひとつの豊かさ」を見つける旅でもあります。
「ナマステ」という言葉には、
「あなたの中の光に敬意を表します」
という意味があります。
その精神こそが、本書の核。
他者への敬意と、自分への慈しみを取り戻すこと。
そこから、人生は静かに、美しく変わっていくのです。
今こそ、手放して生き直すとき。
あなたの中の「本当の豊かさ」を目覚めさせる、
インドの叡智に基づく1冊です。
【目次】
プロローグ――インドの叡智に学ぶ「とらわれない生き方」
PART1 心の原点を探る
――自分らしさを取り戻す知の入り口
第1章 ナマステ――魂と魂を結ぶ挨拶
第2章 知恵の扉を開く――多様な文化が育んだ叡知に触れる
第3章 サドゥーの流儀――執着を捨て去り自分を超える
第4章 アシュラムの力――コミュニティでつながりを養う
第5章 グルとジュガードの哲学――現在と未来を照らす導きに学ぶ
第6章 オームとマントラの効果――聖なる音が心とカラダを整える
PART2 考え方を転換する
――とらわれから解き放たれる生き方
第7章 アートマ・ヴィチャーラの実践――「私は誰か」の問いから始める
第8章 執着を手放す4つの技法――無執着が心の自由を生みだす
第9章 アドヴァイタ(不二一元論)――世界を分けずに受けとめる
第10章 幸福の普遍的な法則――世界各地に伝わる善と悪を知る
第11章 命の歴史「カルマ」――行いが未来をつくる因果の法則
第12章 輪廻と涅槃の境地――悪を捨てて徳を受け入れることを学ぶ
PART3 習慣になるまで実践する
――小さな習慣がつくる大きな自由
第13章 プラーナヤーマの活用――呼吸で精神を安定させる
第14章 ヨガの実践――体、心、魂を統合する
第15章 アーユルヴェーダ――古代インドの医療に学ぶ
第16章 チャンピサージ――インド式ヘッドマッサージで整える
第17章 タントラ――聖なる接触を試みる
第18章 マインドフルネス――瞑想で「いまこの瞬間」を体感する
エピローグ とらわれから自由になる生き方の実践