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出版社内容情報
「質問力って、どうすれば伸ばせるの?」
そう思ったあなたのための“答え”が、この1冊にあります。
聞きたいことをうまく言葉にできない、質問の意図が伝わらない、相手の反応が冷たい……。その原因は“なんとなく”質問していることにあります。本書は、そんな曖昧な質問習慣を変え、「質問する自分に自覚的になる」ことで、質問力を劇的に高める方法を徹底解説します。
著者は、経営者からスポーツ選手、学生まで3,800人以上にインタビューを行い、年間300人以上にコンサルティングを行う質問のプロフェッショナル。膨大な実践経験に裏打ちされたメソッドだからこそ、今日から実践できる具体的なスキルが満載です。
さらに本書では、生成AI時代に必須となる「AIに適切な問いを投げかける力」もカバー。質問の質が高まれば、ChatGPTのような生成AIからも、ありきたりではない深い答えや、予想を超える発見を引き出せるようになります。質問力は、人と話すときだけでなく、AIを最大限に活用するための“武器”でもあるのです。
質問力を磨けば、仕事の成果はもちろん、思考の整理力や判断力、決断力まで飛躍的に向上します。上司やクライアントからの信頼を得る、部下の本音を引き出す、自分の可能性を広げる、そんな未来を手にするための実践的な「質問体質」を育てるガイドです。
質問が変われば、コミュニケーションが変わる。AIとの向き合い方が変わる。そして、人生が動き出します。
【目次】
はじめに
プロローグ 「問い」の何が大事なのか?
なぜ、「問い」が未来を変えるのか?
質問とは「目的ある言語化」である
「前提」を問い直す
問いを恐れるな、「偉人」に学ぶ質問の力
問いは「設定」が9割
質問は「コンフォートゾーン」の外にある?
第1章 考える力を深める「質問の思考法」
質問の「本質」とは何か?
質問マトリックス──質問の基本4タイプを理解しよう
逆算質問──目的から考える最強3ステップ
その行動、何のため?──手段が目的化していないかを問い直す
質問力の土台を作る「主体性」と「解像度」
完璧を求めすぎの方は「前置き」を添える
「質問が出てこない」がなくなる汎用質問 20選
情報収集の精度は、検索前の「問い」で決まる
「結果の出る質問」は事前準備が9割
「回答予想」で記憶力が劇的に上がる
質問の質を高める「基本4ステップ」
「抽象」と「具体」を行き来しながら質問する技術
質問の基本は「5W4H」で
「なぜ?(Why)」を重ねて本質に迫る
「どのように?(How)」で具体策を導く
「もし~だったら?(If)」で新たな視点を生み出す
「それから?(and then)」で話の続きを促す
「つまり?(So)」で「まとめ」を促す
過去の知見を引き出す
「質問の相手選び」の重要性
質問力を高める2つの習慣
相手との「関係性」で変わる質問の仕方
第2章 仕事で活かす「対話」としての質問力
なぜ仕事ができる人は質問上手なのか?
「この人の質問なら答えたい」と思わせる条件
信頼を損ねる「悪い質問」とは?
言いすぎず、遠慮しすぎない「アサーティブ質問」
質問の効果を高める「心理的安全性」
なぜ「好意」が、質問の効果を高めるのか?
質問前の「ワンクッション」のすすめ
質問上手は「相づち」上手──会話をつなぐ聞き方のコツ
指示待ち人間に等しい「悪しき質問」
質問で導く、意見を押しつけない伝え方
「その言葉、同じ意味で使ってる?」──ズレを防ぐ質問
「そもそも質問」で仕切り直す
話の迷子を防ぐ「まとめ確認テクニック」
「言った・言わない」を防ぐ「言質取り」
仕事の質を高める「フィードバック促進質問」
即効で効く! 5つの「問題解決のための質問」
順調なときこそ立ち止まれ──副作用を見抜く質問
相手の記憶を呼び起こす「過去ベース」の質問法
「対立モード」から「対話モード」への切り替え術
「1対複数」で効かせる! 質問の宛先戦略
ピリつく議論を整える「柔の質問」
第3章 人を育て、導く「リーダーの質問術」
部下は「指示」ではなく「質問」で育つ
リーダーがしてはいけない質問 5選
リーダーがしてはいけない態度 5選