出版社内容情報
本書は2003年3月に小社より刊行された『ゲーム理論トレーニング』に加筆・修正したものです。
パズル形式でゲーム理論を解き明かしたベストセラーの新版。交渉や売買、投資など、さまざまな分野に応用可能なゲーム理論の基礎を、初心者でも理解できるように極めてわかりやすくかみ砕いている。
注目すべきは、簡単なクイズを解くことで、ゲーム理論を徹底的に理解でき、応用する力が身につく点。株式投資や戦争、将棋、ピッチャーとバッターなどの例を通して、「ミニマックス戦略」や「囚人のジレンマ」「ナッシュの均衡」などを学ぶことができる。
著者がパズルの大家だけに、クイズの内容も興味深い。さらに、「豆知識」と称したコラムでは、ゲーム理論の歴史についても理解することができる。
内容説明
恋も仕事も紛争も「かけひき」上手が勝つ!!戦略思考が身につく頭の訓練96問!!
目次
序章 頭を使えば「ゲーム」に勝てる
第1部 ゲーム理論の基礎(「先読み」ができなければゲームに勝てない;「負け」を減らして勝つミニマックス戦略;投資に勝つには「損失」に着目;日常にある「囚人のジレンマ」;ルールを変えて打開する;均衡を知り、均衡を打ち破る;形勢逆転の知的トリック)
第2部 状況別のゲーム理論実践(男と女の恋愛マッチング;多数決の投票で逆転する;選挙と勢力争いゲーム;新規市場に参入して戦う法;分業と海外移転でデフレを制する;企業モラルで勝ち負けが暗転する;ゲームにまつわるモラルについて)
著者等紹介
逢沢明[アイザワアキラ]
京都大学大学院博士課程修了。京都大学を定年退職(情報学研究科)。現在、国際情報学研究所理事長。工学博士。情報数理、進化型知能、複雑系情報学の気鋭の研究者であり、かつ文明批評の論客としても知られる。コンピューターのパターン認識性能を一挙に100倍に高める「進化型コンピューター」に挑戦するなど、本業での開発・研究は極めて創造性豊かである。クイズ・パズルを10万問集めたと言われるパズル博士ぶりは有名。官庁からは科学技術政策委員の依頼が多く、ゲーム理論を実践する政策通として信頼されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鰍メバル
☆ツイテル☆
wtbilly
Go Extreme
スベスベマンジュウガニ