出版社内容情報
あなたは、「イシューの定義」を誰かに説明できますか?
まず、イシューについて、サッと理解しましょう。
難解なイメージがあるかもしれませんが、その定義はたった2行で理解できるほどに、わかりやすく、シンプルなものなのです。
そして、「使えるロジカルシンキング」を身に付けましょう。
イシューはロジカルシンキングの「小さな一部分」であり、その先には、奥深く、そして知的好奇心をくすぐる「思考の世界」が広がっています。
本書では、イシューについてサッと理解をしてもらい、その先のロジカルシンキングの全体像と基本技を解説します。
そして、後半では、ビジネス・日常シーンで役立つ具体的なロジカルシンキングの「型」を共有し、最終章では、ロジカルシンキングと発想法の関係についても解説します。挫折してしまう人が多い「ピラミッドストラクチャー」についてもわかりやすく解説します。
私は、生来、直感的な思考性格で、ロジカルシンキングは不得意でした。
マッキンゼーに入社して、「あなたは右脳人間、そのまま話すとバカと見られる、しっかり説明できるよう整理して語るように」とアドバイスされました。
マッキンゼー時代には、問題解決の基本やピラミッドストラクチャー、ストーリー展開について徹底的に叩き込まれ、必死で研鑽しました。それでも、独り立ちできるようになった、と実感できるまでに2年以上かかりました。
私自身は苦労して身につけましたが、長年の実践を経て、じつは、要点を押さえれば、もっとシンプルに苦労少なく身につけられるはずだろうと思うに至りました。この要点を、後天的に、誰でも習得できるようにまとめたものが本書です。
ぜひ、本書の内容を真似して、実践しながら、ロジカルシンキングを磨いていきましょう。
内容説明
マッキンゼーでマネージャートレーニングのリーダーをしていた著者が「知的活動の基本技」をわかりやすくシンプルに解説。もう、挫折しない。サクッと真似でき、スイスイ身につく。
目次
第1章 「ロジカルシンキング」ってどういうシンキング?
第2章 まずは基本を理解して
第3章 よくある罠に注意して
第4章 基本技を理解しよう
第5章 ピラミッドストラクチャーをシンプルに理解する
第6章 ビジネス・日常のシーンで
第7章 ロジカルシンキングと発想法
著者等紹介
和氣忠[ワキタダシ]
日本道路公団のエンジニアとして高速道路計画・建設に従事したのち、マッキンゼー・アンド・カンパニーにてテクノロジー・製造業分野を担当してパートナー就任、グローバルマネジャートレーナーのメンバー兼東アジア地域マネジャートレーニングリーダーとなる。その後、カーライルグループのアドバイザーとして投資先をサポートし、デジタル化の動きが本格化していくタイミングにてアクセンチュア戦略コンサルティングのマネジングディレクター就任。2017年に働くヒトの可能性を開花させることをミッションに、株式会社キャリアデベロップメント・アンド・クリエイションを起業。東京大学工学部土木工学科卒業、同大学院修了。スタンフォード大学MBA修了。大学院大学至善館特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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