出版社内容情報
数学を勉強して得られる力「数学的センス」が、たったこの一冊で身につく!
痛いほど耳にする「数学ができるようになれ!」という風潮。「AI時代で必須スキル」「数字で考えよ」「ロジカルに考えるためには数学を学べ」……。
しかし、“今”から数学を学び直すのも大変です。手っ取り早く身につけたい、「文系だから……」とあきらめたくなるものです。
本書は中学生から大人まで数学を教える大人気数学塾の塾長、永野裕之先生によるフェルミ推定トレーニング本です。
クイズ感覚で読み進められて、これからの時代に生きる能力が身につきます。
内容説明
先の見えない時代の最高の論理思考。12年間で学ぶ数学的思考が2時間で身につく。
目次
1 「数学的センス」が必要な理由(小・中・高12年間、数学を学ぶ理由;数学的センスは話し方に表れる;人を感動させる力もある数学的センス;「美しい」のしくみ;「正解」より「正しい考え方」が求められている)
2 数学的センスの7つの力(数学的センスがあるか、ないかを問う問題;「情報整理力」―数学的センスの7つの力1;「視点の多様化力」―数学的センスの7つの力2;「具体化力」―数学的センスの7つの力3;「抽象化(モデル化)力」―数学的センスの7つの力4
「分解力」―数学的センスの7つの力5
「変換力」―数学的センスの7つの力6
「説明力」―数学的センスの7つの力7)
3 フェルミ推定解法の技術(フェルミ推定とは何か;フェルミ推定の手順を例題でマスターしよう;フェルミ推定の「超基本公式」―フェルミ推定のポイント;「情報の整理」で仮説を立てる―フェルミ推定のポイント;問題の要素を細かく「分解」―フェルミ推定のポイント;モデル化できたあとの手順のポイント)
4 数学的センスを磨く「フェルミ推定トレーニング」(超基本問題―一家で、どのくらいワインを飲んでいる?;基本問題―日本全国ではどれくらいワインが飲まれているか;「概算センス」が磨かれる問題―1兆秒数え上げるにはどれくらいの時間がかかるか;「数値化センス」が磨かれる問題―年末ジャンボ宝くじを積み上げると高さは天まで昇る?;「検証センス」が磨かれる問題―マイバッグ持参で節約、意外すぎる年間の金額;「説明センス」が磨かれる問題―食洗機で家事を時短、わかった人から得をする!;「多様な視点センス」が磨かれる問題―会社のペーパーレス化、推定してわかる思わぬコスト;「変換センス」が磨かれる問題―業界の規模感が見えてくる!ジーンズの市場規模;「モデル化センス」が磨かれる問題―離れて暮らす2人が、たまたま同時に月を見る確率;「分解センス」が磨かれる問題―職場にいる時間と自宅にいる時間、長いのはどっち?;「多様な視点センス」が磨かれる問題―一流教師になるまでの総時間。応用が利く数式モデル;「分解センス」が磨かれる問題―どれくらいの音楽を聴くか、一生分を推定する;「多様な視点センス」が磨かれる問題―年間メッセージ数、LINEだけでこんなにも飛び交っていた!;「変換センス」が磨かれる問題―東京ドームに必要なトイレの数は?;「情報整理センス」が磨かれる問題―大手企業の赤字20億円……どれくらいヤバい?;「具体化センス」が磨かれる問題―世の中の見る目が変わる!クレープ屋の開店に必要なバイトの人数;「情報整理センス」が磨かれる問題―お弁当のレシピが被るお友達の人数;最難関の総合問題―カフェのコーヒー豆の市場規模)
著者等紹介
永野裕之[ナガノヒロユキ]
永野数学塾塾長。東京大学理学部地球惑星物理学科卒業。同大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退。高校時代には広中平祐氏主催の「数理の翼セミナー」に東京都代表として参加。レストラン(オーベルジュ)経営、ウィーン国立音楽大学(指揮科)への留学を経て、現在はオンライン個別指導塾・永野数学塾(大人の数学塾)の塾長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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