内容説明
AI&IoT時代に適応する。直感よりもロジックで語る。想定外の解決策を見つける。1を聞いて10を知る人になる。統計学のジャンルで一番やさして本を書きました。
目次
プロローグ ゴミデータからはゴミ解析しか生まれない!
1章 急がば急げ、統計学のイッキ読み!
2章 データとグラフで大失態を演じないために!
3章 「平均値・分散」の2つを理解しよう!
4章 正規分布を体感する!
5章 サンプルから母集団の特徴を「推定」する
6章 仮説を立てて、正しいかどうかを確率で判断する!
番外編 「人の直感」は案外、アテにならない?
著者等紹介
本丸諒[ホンマルリョウ]
横浜市立大学卒業後、出版社に勤務し、サイエンス分野を中心に多数のベストセラー書を企画・編集。特に、統計学関連のジャンルを得意とし、入門書はもちろん、多変量解析、統計解析といった全体的なテーマ、さらにはExcelでの統計、回帰分析、ベイズ統計学、統計学用語事典など、30冊を超える本を手がけてきた。また、データ専門誌(月刊)の編集長としても、部数増など敏腕を振るう。独立後、編集工房シラクサを設立。サイエンス書を中心としたフリー編集者としての編集力、また「理系テーマを文系向けに“超翻訳”する」サイエンスライターとしてのライティング技術には定評がある。日本数学協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふね
12
#23 ★★★ ここ数年話題の統計学を押さえておきたくて。ほんとにほとんど数式が出てこなくて、文系の自分にもさわりは理解できた気がする。使わないとほんとに理解できないなこれ。。2018/04/08
N島
9
何とはなしに手に取った一冊。学生時代苦手だった統計学に対して、向き合う勇気をくれた一冊。とは言え、やはり難しい…。仕事に使えそうなネタがあるので、今後もしっかりと付き合っていきたい知識ではあります。次回はもう少し踏み込んだ一冊を読んでみようかな?2018/04/28
Eiki Natori
3
統計学関連では初心者にはこの本が一番わかりやすかったかな。2023/05/23
Yuichi Arioka
2
今後マーケティングの仕事をするにあたって、統計学の初歩を学ぶために。 大きくは記述統計学/推測統計学/ベイズ統計学の3つがあること。代表値の中に平均値/中央値/最頻値の3つがあること。感覚的な判断は決して正しくはないことを理解できる本だった。 もう少し知識を深めて、根拠のある説明ができるよう、1から10を知ることができように深掘りしていきたいと思わせてくれる。 「紅茶婦人」「Let's make a deal」が印象的。 2020/04/12
dahatake
1
良書。 統計入門として最も丁寧に一つ一つ説明している。特に標準偏差、仮設検定があやふやな方にオススメ。2020/09/28