内容説明
重要度と緊急度では生産性は上がらない!“正しい”順位づけの方法を知れば、成果と自由が手に入る。花王時代に、残業100時間から12時出社・5時退社を実現した著者が教える、超・スピード仕事術。
目次
第1章 なぜ、仕事の優先順位は狂うのか?
第2章 優先順位を決める4つの原則
第3章 「分割と集合」で仕事はうまくまわりはじめる
第4章 仕事の「ボトルネック」を見つけ解消する
第5章 “迷い”を断ち切る10のルール
第6章 驚くほど仕事がはかどる優先順位のつけ方
著者等紹介
美崎栄一郎[ミサキエイイチロウ]
1971年生まれ。大阪府立大学大学院工学研究科を修了後、花王に入社。商品開発部門に配属される。衣料用洗剤「アタック」などの日用品から、化粧品ブランド「ソフィーナ」など幅広い商品を担当。また、ニコンと共同で「多視点画像解析システム」を開発するなど、プロジェクトリーダーとして活躍する。2011年に商品開発コンサルタントとして独立。大手から中小企業まで数多くの商品開発を支援している。一方で、企業や団体での講演や、幅広いテーマで個人向けのセミナーも行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
49
優先順位です。物事には順番があり、それ次第で生産性は上がるのです。以下メモ。優先順位が狂う原因を知り、その原因を避け、自分で決める、この過程が重要。場所、環境、時間帯、体調によって時間の価値は変わる。分割と集合で仕事をうまく回す。自分で考えるよりも経験者に聞く、という効率。細分化したタスクを見える化する、つまりメモを取る、だけ。やはり基本であることに変わりはありませんね。2024/09/25
ココロココ
16
締切基準でなく、発生日基準で仕事をするように、心がける。 2つの案件が重なったら、慣れている案件を先に片付ける。 時間に余裕がなければ、仕事を断る(かなり難しい)。『時間の価値を大切にする』。少しずつ改善していく。2018/03/03
u1
12
この手の話で、よく聞くのは『緊急かつ重要な仕事』から行う方法である。実は、それを最優先にしてしまうといつまで経っても締め切りに追われることになる。では、どうすればいいか?について、事細かく、超重要な仕事から、シュレッダー作業の雑用に至るまで、かなり細かく指摘している。あぁ、自分もついつい無駄なことからやっていた、と実感。どうしても割り込み仕事が発生するため、それが発生する前提で先に手を打つことが大事らしい。王道の、机の整頓からやり直しやな。2021/01/28
Shohei I
3
仕事の優先順位をうまくつけられるようになるためのノウハウがつまった一冊。 仕事がつまってきて優先順位をうまくつける必要があるのではないかと思ったのですが、中身は時間術でした。時間術の本は何冊か読んだことがありますが、優先順位という視点で時間術を考えたことがなかったなと。本書では、時間の価値を踏まえて、それが最大になることはなんなのかを決めることが大事とあります。 やらなくていいことをなくしたり作業の効率化をすることだけでなく、何に時間を使うのがいいのかということをもっと意識したいと思います。2024/12/21
katsu1969
3
一気に読みました。常に手元に置いて自分の業務でアレンジしてみたい。劇的に変えられる気がする。2018/03/31