内容説明
素質に差はない!あるのは「アタマ」の使い方の違いだけ。行動力・思考力・集中力・発想力・コミュニケーション力…今ある記憶を駆使すれば仕事の成果は劇的に上がる!仕事に必要なスキルが手に入る記憶の活用法。
目次
1 記憶はすべての源である
2 記憶には人生を変える力がある
3 誰もがすぐれた記憶力を持っている
4 仕事が10倍はやくなる!脳のメモ帳「ワーキングメモリ」のマネジメント法
5 大量の情報をインプットし活用できる!発想力・人脈力が高まる!頭のいい人がやっている記憶のつなげ方
6 学びが成果に変わる!リーダーシップ・伝える力が身につく!どんな人ともつき合える!記憶を最適化し「仕事力」を上げる方法
著者等紹介
宇都出雅巳[ウツデマサミ]
トレスペクト教育研究所代表。1967年生まれ。東京大学経済学部卒。出版社、コンサルティング会社勤務後、ニューヨーク大学に留学しMBAを取得。その後、外資系銀行を経て、2002年に独立。トレスペクト経営教育研究所(現・トレスペクト教育研究所)を設立する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
29
もちろん記憶力ももちろん大切。おろそかにはできません。色々参考になります。以下メモ。知らず知らずのうちに自分に合致する馴染みのある情報を囲まれている。理解とは既に持っている記憶との新たな繋がりである。記憶を外部化すると、あなたの記憶はスカスカになる。自分を動かす記憶と向き合う。容量があまりにも小さいワーキングメモリの負担を減らす。ためには常にメモを持ち歩く。覚えるものを増やす方が記憶しやすい、芋づる式が効果的。胸を開く。相手のワーキングメモリの負担を減らせば相手の記憶に残す。2022/08/06
糜竺(びじく)
24
記憶とは何かや重要性、マネジメントの仕方を学べて良かった。2021/07/09
デビっちん
23
記憶という機能は誰もが備えていますが、それとの関わり方や使い方で人生に差がつくということがわかりました。ビジネスでの成功も願望実現も、引き寄せも、言葉と行動も、記憶という要素が一枚噛んでいたんですね。思考、感情、行動を観察し、自身の記憶の動きを知る、○○記憶が肝で、それは自身を△△するのと同じだと思いました。暗記を代表に覚えることだけが記憶ではなく、記憶とは変化するモノであり、マネージすることが可能なモノだったんです。記憶が変わるから行動が変わり、行動が変わるから記憶が変わる、という循環に気がつきました。2017/03/08
デビっちん
19
再読。一度にたくさんのことを覚えられる容量的な記憶や昔話した内容を思い出せる時間的な記憶という表に見える記憶力だけでなく、地下の空間に広がる思考や行動のベースとなる記憶ついて解説されていました。思考や行動の初期値に地下に眠る記憶のどれをセットするかです。行動を変えるために必要な武器は最初から持っていたんですねー。2020/09/06
デビっちん
16
再読。「記憶」が異なれば考えも変わるし行動も変わるという主張がなされています。もっともだと思っていましたが、「記憶」の他にも「知覚」の仕方が影響しているのでは?と感じるようになってきました。「知覚」も「記憶」の一種かもしれませんし、「記憶」が「知覚」の一種なのかもですが。2021/01/11