内容説明
たった1行で、人は踊らされる。メール、企画書、LINEで使えるメンタリズムシリーズ最終兵器。
目次
第1章 文章が持つ力は∞(無限大)―買うはずでなかった高価なものを、衝動買いさせた文章とは(A、B、Cの3つから、あなたが選ぶのは…;「やせる・稼ぐ・口説く」は、すべて文章でできる ほか)
第2章 「書かない」3原則で人を操る―人を操る文章の共通点とは?(あれこれ書かない;きれいに書かない ほか)
第3章 人を動かす7つの引き金で、何を書けばいいかもう悩まない―読み手の心を撃ち抜くテーマとは!?(興味;ホンネとタテマエ ほか)
第4章 あとは、5つのテクニックに従って書くだけ―そのまま使うだけで自在に操れるようになる(書き出しはポジティブに;なんども繰り返す ほか)
著者等紹介
メンタリストDaiGo[メンタリストDAIGO]
日本唯一のメンタリスト。テレビ番組への出演多数。外資系企業の研修やコンサル、教育誌への連載なども手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
139
まあまあ。いわゆるセールスライティングの本ではよく言われる手法だけど、そこはやっぱりDaiGo先生なので説得力はあるかもしれない。あと、本書でもテクニックの一環として述べられているけれど、とにかくわかりやすい言葉と平易な文章、そしてポイントだけを絞って本としての読みやすさに最新の注意が払われているので、サクサクサクサク読み進められる。初心者の人が「とりあえずこれだけ押さえれば万事オッケー」という減速や7つのトリガー、5つのテクニックなどにまとめているのもさすが。2020/08/26
Kentaro
77
メンタリズム文章術の原則の1つ目は、「あれこれ書かない」。あえて短い文章で相手の想像力を利用して、行動を導く。この原則は、あらゆる文章で使えるテクニックだ。書き方のポイントとなるのは、「自分が何を伝えたいか」ではなく、「この文章を読んだとき、相手にどんな行動をして欲しいか」で考えること。そして、どのように書けば読み手が「それをしてもいいかな?」「ぜひそうしたい!」と思うのか、を考えるのだ。 文章は、伝えたいことを並べ、詳しい情報を与えて十分に説明されているからといって、読んだ人の心が動くものではない。2020/06/14
アベシ
76
Digoさんの本は、いつもながら読みやすい。これも心理学から書き方があるのでしょう。内容について、人を動かすトリガー7つ、"本音と建前”、”ソントク”、”みんないっしょ”は響きました。書くという行為の敷居を無意識に高くしていると思います。もともと書くのは苦にならないので、いろいろ書いてみたいと思いました。2019/10/05
ムーミン
59
即使える具体的なスキルもあり、わかりやすい、読みやすい本でした。2018/12/06
いっち
57
人を動かす文章を書きたい人におすすめ。例えば、本の感想を読んだ人に向けて、その本を読みたくなる文章を書きたい人は必読。「文章とは、読まれるために書くものではない。行動させるために書くもの」。本の感想の視点だと「自分がどう思ったか」よりも「この本を読んだらどんなメリットがあるか」を中心に書く方がよさそう。要はマーケティングの技術。「伝わる文章」よりも「したくなる文章」を書く。紙おむつ売り場に「今しか見れない姿、残しませんか」の一文と使い捨てカメラを置いたら、おむつとカメラを買う人が増えたらしい。読み手中心。2019/06/09