国債パニック―ゲーム理論で破綻時期を警告!

電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

国債パニック―ゲーム理論で破綻時期を警告!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761270292
  • NDC分類 347.21
  • Cコード C0033

内容説明

日本国債が破綻に至る道筋と、あなたの資産を守る方法をお伝えします。

目次

第1章 「国債破綻の崖」を目前に控えた日本が抱える危機とは?(国の借金は1000兆円をはるかに超える;ころころと変わる財務省発表の数字の不可解さ ほか)
第2章 国債破綻「Xデー」はいつなのか!?日本経済大崩壊への道筋はどうなるのか?(日本国債は安全だというのは幻想にすぎない;政府は国債の償還を放棄するのか ほか)
第3章 国民が直面する国債破綻後の悲惨な現実とはどのようなものになるのか!?(国民が失う資産規模はどれくらいか;経済大国の破綻シナリオとはどんなものか ほか)
第4章 一般の個人でもできる安全を重視した資産防衛法はあるのか?(資産を防衛する人はごくわずか;サラリーマンが選択すべき資産防衛策とは ほか)
第5章 国債破綻に際して対処すべき国家政策を提言する(国債破綻に対処する諸方策;究極の選択を迫られたらどうするか ほか)

著者等紹介

逢沢明[アイザワアキラ]
京都大学大学院博士課程修了。2013年3月、京都大学情報学研究科を定年退職。現在、国際情報学研究所理事長。工学博士。ゲーム理論を駆使する戦略情報学を得意とする。数理的手法では進化複雑系理論の新分野を開拓している。また、大量の経済データや歴史的資料などを、ビッグデータとして分析する「マクロ情報学」のわが国における命名者である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西嶋

12
全期間の固定金利やフラットすら守られないとか貸しはがしが起こるとか言う一方で、決済口座や郵貯が守られると言ったり、物余り状態は変わらないからハイパーインフレ後も経済は復興しないと言う一方で株価は上がると言ったり、あまり説得力を感じられなかった。ゲーム理論も言葉だけのよう。2016/06/10

turtle

3
ゲーム理論を利用して、国債破綻時にどうなるか、を煽ることなく予想している点に好感が持てます。 インフレ時には長期固定金利が有利とばかり思っていましたが、そうでもないなんて、驚きです。 2015/06/15

まゆまゆ

3
個人、法人、国と日本全体の資産と負債を考えると、2013年で約300兆円の黒字になっている。毎年40兆円の新規国債発行のことを考えると、あと約7年後の2020年頃に償還できない国債が半分以上になると想定され、ここが一つの分岐点か。とはいえ、Xデーとなる国債破綻の日はそれよりも前になることも想定される。個人で資産を守る行動をとっておくことは悪いことではない、と。2015/02/23

Moriya Mononobeno

2
ゲーム理論を謳っているがさほど関係ない。国家の経済崩壊はある種の所得移転で国民の資産がなくなる代わりに国の借金がなくなる、マイナンバーの導入を急いでいるのは国が国民の総資産は把握したいからだ、デフォルトをした国は意外と多くてアルゼンチンなどはこれまでに三回実施しているが、国がなくなるわけではない、軍事力による安全保障は割に合わない、東日本大震災の復興予算が25兆円と見込んだのは国費で家を建て直しても5兆円で足りるものを東電への7兆円を相対的に矮小化するためではないかなどの興味あるものの見方が面白かった2015/07/09

としき

2
どんな妖怪話でも殺人鬼が出てくる話でも、こんなに背筋が凍りつくような話はない。ニュースを見聞きしている人は知っているはず、日本国の借金は1,000兆円を超えている。国民一人当たりで割ると800万円になるらしい。地方債務を合わせると一人当たり1,000万円の借金になる。今問題となっているギリシャやロシヤより、本当は日本の方がいつ破綻してもおかしく状況なのに、国会ではスキャンダル問題で盛り上がり、我々も消費税アップ見送り、社会保障制度を充実しろと訴えている。こんな危機的状況を真剣に考えると怖ろしくて眠れない。2015/03/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8239076
  • ご注意事項

最近チェックした商品