内容説明
的確なデータ提供と仕事の効率化で「代わりのきかないプロ」になる。
目次
1 社長が手放したくない経理パーソンの仕事の習慣(「口の堅さ」は経理パーソンの必須条件;「後処理」よりも「前準備」に時間をかけよ ほか)
2 今より30分早く仕事を終える時間術(時間は自分でつくるしかない;Dropbox×Docuworksでオフィスの資料を完全にバックアップ ほか)
3 作業を分解し業務のムダを省いて利益に貢献(「ムダな作業をなくし」「仕事を簡単にし」「普通の人が普通以上に働く」仕組みをつくる;「誰のため」「何のため」の仕事なのかを確認し、ムダな業務そのものを排除する ほか)
4 社長の期待に120%応えるデータ提供(社長の質問から埋もれたニーズを掘り起こせ;会計ソフトとExcelの合わせ技で自由自在に帳票を作成する ほか)
5 資金調達での活躍がもっとも評価を上げる!(まずは裏技でない真っ当な銀行対応法を学ぶ;これだけは知っておきたい銀行融資の「基本のき」 ほか)
著者等紹介
吉澤大[ヨシザワマサル]
1967年生まれ。税理士、中小企業診断士。明治大学商学部卒業。國學院大學大学院経済学研究科博士前期課程修了。國學院大學公開講座講師、本郷公認会計士事務所(現辻・本郷税理士法人)勤務を経て、1994年、当時26歳で吉澤税務会計事務所を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sas
18
自ら能動的に動き、経営者に必要とされる経理パーソンになるためには必須の本。時間効率を上げるテクニック等具体的な実例が書かれており、極めて実践的な内容になっている。処理能力のアップだけのテクニック論だけはなく、プロの経理として経営に貢献するための仕事術も書かれており、経理に配属された人には大変役立つ本だ。2014/04/06
momogaga
9
不思議なもので、経理マンから転身した今の方が、この本のすばらしさがよく分かった。(才能×努力)×運=成果。この考え方はこれからも続けて行こう。2015/07/29
momogaga
5
この本に書いてあることをすべて習慣として仕事をしていけば、間違いなく「変わりのきかない経理のプロ」となれる。あとは、絶えず実行していくしかないな。2015/01/04
クリンスマン
5
「1番ダメな業務改善は、そもそも必要のない作業に対する訓練を行い、作業スピードを上げること。」 …自己満足の改善にならないようにしなくては。2012/03/11
ななころび
4
使いやすい人になる、後処理よりも前準備、仕事のつまみ食いで一歩踏み出す、自分を必要としない仕組みを作る、仕事を分解する。一つづつでも実践していこうと思った。2016/04/24