内容説明
J‐SOX元年で情報管理やシステム統括を担うCIO(最高情報責任者)の役割が期待されるも、人材不足が露呈している。本書では、トヨタ自動車、東京証券取引所、損保ジャパン、味の素、イオン、JR東日本、三菱東京UFJ銀行といった、日本を代表するCIOのベストプラクティスを紹介。CIO人材の育成とともに、技術一辺倒ではない「スーパーCIO」の確立を提言。
目次
第1章 CIOの役割と機能―CIO概論(CIOとは何か;J‐SOX法対応で必須になったCIO ほか)
第2章 先端企業CIOのベストプラクティス―7社CIOへのインタビューを通して(トヨタ自動車CIOのベストプラクティス;東京証券取引所CIOのベストプラクティス ほか)
第3章 日本におけるCIO活動の取り組み―スーパーCIOの確立(「CIO学」の確立;CIOから“スーパーCIO”へ)
第4章 CIOになるためのコア・コンピタンス―スーパーCIOを目指して(CIOに必要なコア・コンピタンス;CIOレベルの診断・判定)
巻末資料
著者等紹介
岩崎尚子[イワサキナオコ]
早稲田大学大学院国際情報通信研究科修了。国際情報通信学博士。専門はCIO。現在、早稲田大学電子政府・自治体研究所次長。国際CIO学会幹事。APEC、国連ITU、UNESCO、OECD等の情報通信分野における教育・人材育成に関わる国際協力連携に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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