内容説明
人類の叡智と愚行700万年を一冊でなぞる。
目次
1 四大文明とオリエント統一―700万年前~元紀前6世紀の世界
2 ギリシャ文化と東洋思想の誕生―紀元前5世紀~前3世紀の世界
3 秦・漢帝国、ローマ帝国と民族大移動―紀元前3世紀~後6世紀の世界
4 イスラム帝国と隋・唐帝国―7~11世紀の世界
5 十字軍とモンゴル帝国―11~15世紀の世界
6 大航海時代とアジアの専制帝国―14~17世紀の世界
7 アジアの鎖国、産業革命と資本主義―17~19世紀初頭の世界
8 帝国主義と社会主義―1830~1912年の世界
9 大恐慌と世界大戦―1914~1945年の世界
10 東西冷戦と南北問題―第二次大戦後の世界
著者等紹介
小松田直[コマツダナオシ]
1956年宮城県生まれ。法政大学社会学部卒業。歴史関係の出版社で日本史・世界史の雑誌・単行本編集に携わる。その後、フリーの歴史ライター兼編集者に。超古代史から近現代史まで、幅広いジャンルで執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みや
37
700万年の歴史を85話に纏めた世界史の入門書。世界遺産検定の勉強をしていて、あまりにも自分が世界史を知らなさすぎることに驚愕したので一から勉強し始めた。東も西も未来も過去も、全てが繋がっていて本当に面白い。最近覚えた地名や部族名が沢山登場し、安直な言葉だが、正に点が線になった。ですます調の優しい文体、易しい言葉の解説は取っ付きやすいものの、近世・近代がどうにも難しい。世界全体の概略が掴めたら個別の国・地域ごとに深めていこう。既に決まっている過去のことなのに、出版した十年前とは違う新事実があるのも面白い。2019/09/10
豆ぽち
12
6年ぶり3度目の再読。ブッシュさんのとこで終わってる。2019/05/19
白義
7
一冊で世界史の流れを大掴みするのに最適。こういう図解本は節目節目に読むと自然と基礎が身に付くと思う。東洋から西洋まで世界史を古代から現代までざっくりと解説。この手の本としてはボリュームがややあるけど、分かりやすいから全く問題なし。個人的には、西洋史に比べてまだ東洋、中東史が不馴れだと気づいたので、今後ゆっくり補完していきたいところ。ちょっと本格的な概説書や各時代を学ぶ前におさえておくと心強い一冊だ2012/03/02
Endo Takafumi
3
ああ、自分は日本史専攻で世界で何が起きていたかしっかり知らないな、と思い気軽に勉強しようと思い読みました。しかし、やはり勉強は多少なりとも苦痛が伴わないといけないようで、読んだときは「へぇ」と思うんですが、読み終わると頭に残っていなかったんですね。・・・残念!ただ、読みやすさ抜群で、マーカー等で印を付けながら再読したいです。2012/10/07
Kazuyuki Matsuda
3
手にとるようには言い過ぎだけど世界史の流れが良くわかる。今後のために世界史は詳しくなきゃいけない気がする。そして日本史も。2012/09/06