内容説明
知的財産とは何だろう。特許権の効力はどこまで及ぶのか?職務発明制度とは何だろう。「部分意匠」「関連意匠」とは何だろう。「立体商標」とは何だろう。著作権の効力はどこまで及ぶのか?著作隣接権とは何だろう。不正競争防止法を知っておこう。何が権利の侵害にあたるのか?広範にわたる知的財産の基本がスッキリわかる。
目次
1 知的財産の基礎知識―何が知的な財産にあたり、どれほど重要なのか知っておこう
2 特許・実用新案の基礎知識―科学技術の発達に欠かせない「特許」「実用新案」の仕組みと役割を見てみる
3 特許権取得のために必要な手続き―知的財産の代表格である特許権の取得までの道のりを見てみる
4 意匠の基礎知識―品質と同じくらい重要なデザインを保護する「意匠権」の仕組みと役割を見てみる
5 商標の基礎知識―経済社会の発展に欠かせない「商標権」の仕組みと役割を見てみる
6 著作権の基礎知識―文化の健全な発展に不可欠な「著作権」の仕組みと役割を見てみる
7 知的財産をめぐる世界と日本の動向―世界規模での知的財産をめぐる動きと、日本の進むべき道を見てみる
著者等紹介
荒船良男[アラフネヨシオ]
昭和53年、埼玉大学理工学部機械工学科卒業。昭和60年に弁理士試験に合格し、その年に弁理士登録。現在、光陽国際特許法律事務所副所長。平成7年度から平成13年度まで、早稲田弁理士セミナーにおいて新基礎講座の講師を務める。元東京理科大学理学部第二部非常勤講師。また、平成4年度から現在に至るまで、自らの主催するゼミ「水曜会」の講師を務める
大石治仁[オオイシハルヒト]
昭和57年、金沢大学理学部修士課程修了。同年、日本曹達株式会社に入社。平成7年、弁理士試験に合格。平成9年に日本曹達株式会社を退社し、創進国際特許事務所を経て、平成11年に特許事務所を開業し、現在に至る。専門は、化学分野(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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